さくらんぼ作業を経験している先輩ママに、お話を聞いてみました。

さくらんほ作業mamaってどんな仕事?

掲載号：mamaid 2019年4月20日号

mamaid さくらんぼ

さくらんぼの全国生産量のおよそ8割を占める山形県では、5月下旬から7月上旬まで収穫、箱詰め、出荷作業の最盛期。
そんな中、さくらんぼ作業のアルバイトが不足しており、子育て中のママに期待する声も多くあがっています。さくらんぼ作業を経験している先輩ママに、お話を聞いてみました。

Q.さくらんぼの作業ってどんなことをしていましたか?

●収穫した実をパック詰め、箱詰め
●収穫作業、実の大きさや色味での選別作業
●ベテランになってくると、畑での摘果作業などをまかせられることも。

Q.さくらんぼ作業の大変なところ

●自然相手の作業になるので、さくらんぼの色づき加減で作業日程や内容が変更になるときがある。
●収穫作業は、高所での作業になる場合もあるので、危険が伴うことも。
●実の選別など慣れないと難しい作業もあるが、丁寧に教えてもらえた。

Q.一日中同じ作業なんて飽きてしまいそう。

●10時、12時、3時の休憩はしっかり取れるし、詰め方でもパック詰め、箱詰め、バラ詰めなど種類があるので飽きることはなかったです。

Q.さくらんぼ作業を手伝ってよかったことは何ですか？

●小学校帰りの子どもに作業所の中で、おやつを出してもらったりしてフルタイムに近いかたちで働くことができた。
●収穫時期の1~2週間という短期間であるが、8:30~17:00まで働いた。今後、本格的に働く前の練習というか、家事や育児等の時間配分を確認できたのが良かった。
●扶養控除の範囲内で仕事ができる。
●さくらんぼをいただいたり、季節を感じながら仕事ができる。
●一緒に作業しているのが、ご近所の大先輩で、地域の昔のことや、子育て・家事の経験談、知恵などを聞くことができて勉強になります。

Q.マーメイドママ達に一言お願いします。

最初は、「私にできるかな?」と思いながら始まった、さくらんぼ作業のバイト。
子どもの学校行事があっても、休みづらいというのは意外となかったですし、小学生まではわが子のそばにいたいというママにはおすすめの仕事です。

JA無料職業紹介所にマーメイドスタッフが行ってみた!!

村山地区のJA窓口5ヵ所では、無料職業紹介所を設けています。働きたい方とさくらんぼ作業を手伝ってくれる農家さんをつなぐ無料職業紹介所。今回は、JAてんどうに伺って、無料職業紹介のことを聞いてみました。

JA無料職業紹介所では、さくらんぼの収穫・出荷の作業が集中する5月~6月にかけて、手伝ってくれる人が欲しい農家さんからの求人依頼を受けて、働きたい人に農家さんをご紹介しています。屋外での収穫、室内での詰め方などの作業の種類、働きたい曜日や時間などをお尋ねしたうえでご紹介しますので、働いてみたいママも安心です。昨シーズンは、人手が欲しい農家さんは50軒あり、174人の求人がありましたが、ご紹介できたのは60人程。まだまだお手伝いしていただける人が必要です。

山形県の顔であるさくらんぼを守っていくために、若いママの力を必要としています。働いてみたい、興味があるという方は、まず一度、無料職業紹介所にお問い合わせください。

働きたい人にとっては、条件に合うかどうか相談できて、また、農家さんにとっても採用にかかる時間を短縮できるJA無料職業紹介所は、両者をつなぐ大切なワンクッションの役目を担っているんだペロ。

JA無料職業紹介所〜申込みの流れ〜

まずはJAに電話予約ご希望エリアのJAに電話し、窓口に行ける日にちと時間を伝えます point! ・働ける条件（子どもを預けている時間など）をまとめておく・子どもの一時預かり先は山形県HPで確認できます。
求職票を記入名前、住所、連絡先、希望期間・時間帯・通勤方法、希望賃金などを各JAにある専用シートに記入
ヒアリング JAスタッフさんがママとお話し、条件に合う農家さんを紹介してもらえます。 JA窓口にはお子さんと一緒でも大丈夫。
農家さんに面接