【山形のプリン17選】昔なつかし定番プリンから変わり種ま…
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ここが魅力 POINT |
1. 世界最高峰の研削技術を持つグローバルニッチトップ企業。 2. 弛まざる研究と開発で医療など新分野へ挑戦。 3. ライフワークバランスを重視したものづくり環境。 |
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FAX: 023-688-7115
〒990-2303 山形市蔵王上野578-2
主な 事業内容 | 専用工作機械(心なし研削盤、内面研削盤)、並びにその周辺装置の開発、設計、製造、販売及びメンテナンス、医療機器の製造(OEM) |
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設立 | 1961年10月 |
代表者 | 代表取締役 榊原 憲二 |
資本金 | 6億5,137万円 |
社員数 | 232名(男203名/女29名) |
初任給 | 大学院卒 224,000円(技術職)、大卒 209,000円(技術職)、短大・高専・専門卒 181,000円(技術職)、高卒 162,000円(技術職) |
休日休暇 | 年間117日、週休2日制、GW、お盆、年末年始休み |
福利厚生 | 各種社会保険完備、退職金制度、確定拠出企業年金、社員持株制度、るいとう、家賃補助(遠隔地出身若年者)、慶弔等特別休暇、育児休業、介護休業、子の看護休暇、育児短時間勤務制度 |
ミクロン精密は、「真円」加工を高精度・高効率で行う工作機械を開発・製造・販売しています。なかでも主力製品の一つ、部品の外周を真円に加工する「心なし研削盤(センタレスグラインダ)」においては国内シェア4割を占め、部品の内面を真円に加工する「内面研削盤(インターナルグラインダ)」はエンジン部品などを加工するメーカーに数多く採用されています。前身の中川精機製造株式会社から社名を変更し、蔵王上野に本社を構え50有余年。現在では国内に5カ所(県内3カ所)、アメリカ、タイに拠点を持ちます。「機械づくりは人づくりです。リーマンショックによる世界的な不況下でも、コロナ禍で経済活動の大幅な縮小を余儀なくされた時でも私達は、社員を減らすことはしませんでした」。遠藤管理部長は、穏やかに笑いながら胸を張ります。
「ミクロン精密が製造する機械は大量生産する汎用機ではなく、すべてが客先オーダーによる専用機です。お客様のニーズに対応する柔軟な発想力と、研究・開発・テストを繰り返す熱意と誠意が、企業躍進の原動力でした。その精神は今も変わらない」と遠藤氏は話します。「社員数もそれほど多くなかった時代、一人ひとりがオールラウンドプレイヤーである必要がありました。ルールやマニュアルにとらわれず、自由な発想で取り組み、自ら成長していくというマインドは脈々と受け継がれています」。
優れた技術は人柄に努力と知恵を積み重ねて確立され、技術の研鑽を通して人柄もまた醸成されていきます。「単にモノを売るだけではなく、お客様の満足を得ること。当社の製品や技術がお客様の製品となり社会に貢献することが、会社の発展と社員自身の豊かさや夢の実現につながる」と遠藤氏。
同業他社の追随を許さない日々の研鑽と技術革新に取り組むミクロン精密。礎には、社員の健康と生活を守り、相手を優先して考える謙虚さと感謝を持ちうる人としての広がり、成長が不可欠です。経営理念の一番目に「技術と人柄」を掲げ、人を「材」ではなく「財」とする社の真髄がここにあります。
熱く語っていただいた取締役管理部長の遠藤正明さん。
[きさげ加工]金属加工の一種で、工作機械のベッドなど滑り移動を行う金属平面の摩擦抵抗を減らす目的で微小な窪みを付ける加工のこと。ミクロン単位の繊細かつ地道な作業は「匠の技」といわれ、高精度な製品を支えている。
[セル生産方式]1人、または少数の作業者チームで製品の組み立て工程を完成(または検査)まで行う生産方式。ライン生産方式などと比較して、作業者一人が受け持つ範囲が広いのが特徴。
[技能五輪全国大会への挑戦]技能五輪への挑戦は若手社員ならではの特権。訓練、大会を通してメカトロニクスに関する技能を向上させ、将来的には自社の機械の在り方も考えられる人財になることを期待して育成に取り組んでいる。
50年以上前に創業者がこの地に見た夢を現実にし、そして再建時の地元の支援に応えるためにも、蔵王からグローバルな事業展開を行い、山形、日本、世界の産業界発展に寄与していきたいと話す。情熱とアイデアと行動力に溢れた若者たちとともに、その夢を引き継ぐ。
私たちの研削技術、特に、加工品の中心部(芯)を保持せずに真円を削り出す「心なし研削盤」においては「世界一」であると確固たる自負があります。
山形県なら鳥海山、世界ならエベレストが最高峰ですが、自分より高いものがない景色は、その頂上に立ったものにしか見えません。その風景を、ミクロン精密の技術・技能を結集して、見てみましょうよ!一緒に登りましょう!
私たちの技術から生まれる製品は、世界一のお客様たちから認められ、継続して発注を受けています。ですから、胸を張って世界を極めることができます。世界はとてつもなく広く、面白いのです。当社のものづくりには、山形人の気質として例えられるような真摯で粘り強い姿勢が必要です。
遠方のお客様であっても、私たちは技術と機械と、なによりも社員一人ひとりの人柄を通して、確かな信頼関係で結ばれています。全員参加の経営意識を高めると同時に、将来の資産形成のために、早くから「社員持株制度」も導入してきました。ミクロン精密を世界一にするのは社長でも役員でもありません。みなさんたちなのです。
2020年、コロナ禍で世界が一変してしまいました。これから誰も経験したことがない社会を生きていかなければなりません。そんな状況で、ベテランも若手も関係ありません。
実際に、これまではお客様を訪問して行っていた機械の納入立ち上げも、初めてリモートで成功させました。今後も、機械の完成度や出荷準備のレベルを上げるなど、できることはまだまだ多いのです。
アイデアを出し、チャレンジし、力を発揮できる体制とチャンスが当社にはあります。デジタルネイティブなみなさんにしか発想できないことがきっと見つかります。
海外のお客様も多いため、国際感覚を養えるよう海外への社員旅行も。
社員の子どもたちを会社に招待する「子ども参観日」は、家族に大好評。
会社からは蔵王スキー場も目と鼻の先。ウィンタースポーツ部では仕事帰りのナイターを満喫。
組立技術者としてだけでなく、営業職、サービスエンジニア、設計者の道も幅広く視野において、と松元さんは話す。
松元さんは、製造部で心なし研削盤の組み立てやキサゲ、制御機器の取り付け、付帯装置の組み立てや配管などを担当しています。「キサゲ」とは手作業による金属の表面仕上げで平面精度を高める加工技術のことです。
「若い技術者の技能日本一を競う技能五輪全国大会に出場させてもらい、全国レベルの壁を知ったことで、作業に対する意識や心構えが大きく変わりました」。
小学生の頃から自動車が好きで、機械に興味があったという松元さん。技能五輪への挑戦も含め、機械の組み立ては楽しいと話します。
「R&Dセンターで1週間のインターンシップに参加し、お客様のご要望に応えるため技術を極める社員の姿に憧れました。ちょうど学校の先輩もいらして、いろいろな経験ができるよと話してくれたことも、入社の決め手となりました」。
今、そのR&Dセンターで使われるテスト機の組み立てを担当。近々試運転の予定だとか。
「機械完成後に客先での納入試運転をすることが一人前の証と言われていて、そのファーストステップです」と、松元さんは目を輝かせます。
若手製造部員が必ず手伝う、機械のオーバーホール作業も経験し、精度の高い製品を作り出すマザーマシンにはさらに高い精度が求められることを痛感したそうです。
「現在、アメリカで活躍している憧れの先輩がいます。自分も技能を高め、世界中で仕事をするのが夢です」。
会社の全面的な指導とバックアップのもとで技能五輪全国大会へ出場したり、オーバーホールの手伝い業務で出張させてもらったり、貴重な経験をたくさんすることができました。
自らが組み立てた機械がスムースに立ち上がり、お客様のご要求精度を満たすことができたと聞くと大きなやりがいを感じます。
国内はもちろんのこと、海外のお客様での納入試運転も任せてもらえるよう、技術を磨き経験を積んでいきたいです。いつかはアメリカの子会社へサービスエンジニアとして赴任したいと思っています。
9:00 | 作業工程チェック
必要な部品、工具などをスピーディに取り出す必要性も、技能五輪に出場して学んだことのひとつ。納入スケジュールに合わせた作業内容の確認も必須。どれもサービスエンジニアとして活躍するための大切なステップ。
10:00 | 組み立て作業
機械の組み立ては、一人ひとりが責任を持って担当するため、自分自身の技能、技量が直接試される。先輩社員を見習い、学んでいくなかで、自分らしさも発揮できる。
13:00 | 先輩との打ち合わせ
自分一人で判断できないときや迷ったときは、先輩に相談しアドバイスを求める。社員同士の会話が多い職場環境はミクロン精密の魅力。
15:00 | 動作チェック
組立が完了した機械が、正常に作動するか入念にチェック。細部に渡り確認を怠りません。
入社後、1年を掛けて、基礎教育が行われます。新入社員は文系も理系も関係なく、例えば機械のネジを締めるということはどういうことか、といった基本的なことから教育をうけます。そのほか、自社製品の理解を深めるため、職種ごとに座学と実践を重ねる教育の機会があります。
(機械加工課 阿部光拳さん)
第二子を出産後、1年の育休を取得し、最近復帰したばかりです。フレックス勤務や時短勤務制度などが整備されており、復職しやすい環境が整っていると思います。周りにも子育てをしながら働く女性が多く、あれこれ相談でき安心して仕事に取り組むことができます。
(技術課 米野友花さん)