地元民が選ぶ山形県ラーメン人気店【30選】ランキング付き
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掲載号:mamaid 2019年6月20日号
どんなに忙しくても自分のカラダについて、そして家族の健康に関心を持っておくのは大切です。
このページは医療や健康に関することをその道の専門家にわかりやすく教えてもらうコーナー。
女性として、母として知っておきたい基礎知識をおさえておきましょう。
お子さんの足をじっくりと見たことはありますか?大人の足と比べると、子どもの足は幅が広く、指が扇状に広がっています。生まれたばかりの赤ちゃんは、脂肪にくるまれた骨が並んでいるだけの状態なので、とても柔らかく、身体を支えることができません。骨は、18歳前後まで、成長と共にカルシウムが蓄積し硬く丈夫になります。歩き始めから土踏まずが完成する6歳~8歳までが、足の成長にとって一番大切な時期です。この時期に、足に合った靴をはき、たくさん身体を動かして遊ぶことで、一生を支える健康な足が作られると言えます。長い時間をかけて作られる足。正しい足の成長のため、もっとお子さんの足に関心をもってみませんか?
(左)子ども、(右)大人
子どもは、大人に比べて足の指に隙間があり、幅が広い。 |
最近、土踏まずのない(偏平足)お子さんが増えています。土踏まずは、立って歩く人間だからこそある大切な機能。土踏まずがあることで、立った姿勢が安定し、飛ぶ、蹴るなどの衝撃をやわらげるクッションの役目を果たします。土踏まずがないと、身体のバランスが悪くなって転びやすくなるだけではなく、姿勢が悪くなったり、疲れやすくなったりと、思わぬトラブルも起こりやすくなります。きれいなアーチになるよう、①たくさん歩く(できれば自然の多い公園や山道)②凸凹の道や坂道を歩く(ハイハイも平面だけではなく、坂道などで足の指を使うようにする)③裸足で過ごすなど、体や足を使って思いきり動く経験をしましょう。子育て中のママはお子さんを抱っこする機会も多いため、腰痛などの不調も招きがちです。お子さんと遊ぶ時は、脱げやすいサンダルやスリッポンではなく、足にあった運動靴などをしっかり履くように心がけましょう!
ファーストシューズは、慎重に靴選びをするママも多いと思いますが、その後はどうでしょうか? 子どもの骨は柔らかいため、どんな靴でもはくことができてしまいます。また、神経系の発達が未熟なため、靴がきつい、ゆるいという感覚は、子ども自身は実はよくわかっていません。子どもの足は、1ヵ月でもぐんと伸びることがあります。3歳頃までは、3ヵ月に1回、3歳以降は半年に1回を目安に、靴のサイズをチェックしてあげましょう。靴を履くときには、かかとを床に「トントン」とあわせ、靴の中で足が前に滑っていかないよう、足の甲を「ギュー」としっかりとめましょう。けっして、かかとを踏んだりしないよう、大人も気をつけましょうね。
子どもの皮膚は、大人よりも薄く水分も少ないため、爪も割れやすく、薄い状態です。また新陳代謝がよく、すぐに伸びてしまうので、知らないうちに割れてしまった爪が足の指を傷つけていることもあります。できれば、大人と同じ爪切りではなく、爪用のやすりで少しずつケアをしてあげましょう。足の爪は体重を支え、圧力を分散させる役割があるので、イラストのように指先から少し出ているくらいで十分です。短く切り過ぎると、巻爪や陥入爪になってしまいがちです。かどは丸く整え、切り口をなめらかに仕上げてください。お子さんの足の成長のためには、ママの手が必要不可欠です。子育てで忙しい毎日だと思いますが、お子さんの足を「見る」時間を、大切にしていきましょうね。 |
アドバイスいただいたのは…
一般社団法人 フットヘルパー協会 |
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