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川西町の駅前で愛され、およそ100年。こってり味をあっさりと

あっさり|丼と定食

牛すじ煮込み定食1,000 yen
だしが香るお味噌汁と漬物付きの定食。小食な方には量を控えたミニ定食あり。
販売用として真空パックも製造しています。

JR米坂線、羽前小松駅前に店を構えるあっさり食堂。

汽車を待つ仕事帰りの人のため、一杯飲み屋として創業しました。初代店主が酒の肴として考案したのが牛すじ煮込み。当時は豚肉より牛肉の方が安かったそうで、それを甘辛く煮付け、コップ酒とともに提供したのです。 その味を引き継ぐのが3代目の今野俊二さん。味の決め手は砂糖と醤油を継ぎ足し、継ぎ足し、およそ100年分の牛エキスが熟成したタレ。このタレがやわらかいすじ肉に染み込み、ほかの店では味わうことのできない逸品になるのです。

現在の看板メニューも牛すじ煮込みで、お品書きには単品のほか、定食、どんぶり、カレーなど、牛すじのメニューが並びます。なかでも「牛すじ煮込み定食」は牛すじと、別に煮込んだ豆腐を盛り合わせており、コリコリした牛すじの食感に、ふんわりした豆腐の組み合わせがすばらしいのです。そのまま食べたり、一緒に口に入れたり、汁と一緒にごはんにのせたりと、何度でも楽しむことができます。汁がじゅわんととけこんだごはんも絶品。せいろで蒸したもち米を牛肉で巻いた牛俵(もーむす)も好評で、店内で味わうことができます。

これが もーむすこと牛俵

小さな個室に分けられた1階。2階はお座敷になっています。ごぼうの煮汁を効かせたもち米を牛肉で巻いた牛俵(もーむす)1個500円。店主の今野俊二さんは1日3kgの牛すじを仕込んでいます。牛すじ煮込みはモンテディオ山形のホームゲームでの販売あり。

あっさり
住/東置賜郡川西町上小松1644
電/0238-42-3254
営/11:00~14:00 17:00~22:00
休/月曜
駐/有

最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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