明治中頃に創業という小林餅店。城下町米沢ではお正月の鏡餅、とり餅はもちろん、上杉神社の例大祭など、お餅文化が根付いているのだそう。上杉景勝公以来の神事、8月1日の愛宕の火祭りでは、でんがく餅が無くてはならない、地域の味になっています。さらに「お家に屋敷神（やしきがみ）様をお祀りしている方も多く、お餅を求めてくださいます」と光子さんが教えてくれました。そういえば、大福（あんびん）や豆もちといっしょに、「とりもち」という白いお餅がケースに並んでいます。お餅好きさん、米沢へ来たら立ち寄ってみて。

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