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「雪若丸」米界のニューフェイス登場!

新食感、今秋本格デビュー「雪若丸食べてみる?」

掲載号:ヨミウリウェイ 2018年10月10日号

【雪若丸の特徴】

①白さと光沢のある外観
②しっかりとした粒感
③適度な粘り

気になるお味はいかに? 作り手にも聞いてみました!

❶「もうすぐにでもコンバインをいれたい状態。明日には稲刈りをしたいですね」と平吹さん。
❷ 今年の実りも上々。来年は作付面積をさらに増やす予定だそう。
❸ 左がはえぬき、右が雪若丸(9月14日撮影)。比較すると雪若丸の方が粒が大きい。

雪若丸を育てて今年で4年目になります。まだ名前がつく前の段階から生産に携わってきました。この品種は背が低いため、稲は空に向かってまっすぐに立ちます。この姿をみると「雪若丸」という凛々しい名前にふさわしいと感じますね。今夏は猛暑で、水の管理が少し大変でしたが概ね豊作。稲刈りをするのが楽しみですね。

雪若丸は粒が大きいので、実が揃いやすいのが特徴です。炊いて食べてみると新食感。堅めで食べ応えのあるお米だと感じます。うちの子どもはね、おにぎりで食べるのが大好き。粒がしっかりしていて「食べた」って感じがあるみたい。みなさんにも山形の新しいお米である「雪若丸」、ぜひ味わってもらいたいですね。

PROFILE 平吹拓也さん
山形市出身、1979年生まれ。2004年から家業である平吹ファームを継ぎ、
米作りと大豆・野菜類の生産に取り組む。

粒がしっかりしていて見た目もピカピカ!

平成15年に山形県農業総合研究センター水田農業試験場で交配され、「つや姫」に続くブランド米として今年本格デビュー!ポイントは「外観の良さ」と「新食感」。白くつややかで、粒感と適度な粘りが特徴的です。

「粒立ちがしっかりしているため調理しやすい」「食感が良く調理米に向く」などの料理のプロからの声も。
寿司・カレー・チャーハンなどにも向いているんです。

前半ページで紹介した炊き込みご飯や混ぜご飯、リゾットレシピなどにもぴったり!

山形県農林水産部 県産米ブランド推進課
雪若丸ブランド戦略推進主査
神尾和宏さん

最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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