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山形喫茶店まとめ【20選】昭和レトロな癒し空間



喫茶店や古くからある洋食屋さんなどレトロ感のあるお店が、ここ数年若い世代を中心に人気を集めています。今回は以前地元タウン誌でご紹介したお店のなかから、山形のレトロ感漂うおすすめの喫茶店20選をご紹介します!今回は4つのジャンルに分けてご紹介いたしますので、ぜひ気になるところからチェックしてみてください!

目次

こだわりの珈琲とスイーツ

豆の品種から焙煎方法まで、こだわりの詰まったコーヒーを一口飲めば店主のこだわりそのものが感じられるかも。こだわりの詰まったコーヒーにぴったりな自家製ケーキや、喫茶店では王道な固めプリン、和風パンケーキなど、美味しいスイーツも一緒にいかがですか?

1. 喫茶チャノマ

深入りだけどやわらかい味わいのコーヒーと相性抜群の自家製ケーキ

現在扱う豆はグァテマラ、コロンビア、ケニアで、いずれも深煎り。ただし、ロースト具合や豆のラインナップは固定しているわけではなく、よりよい味を求めて焙煎度合いを大胆に変え、仕入れる豆もその都度念入りに吟味しています。自家製ケーキにも力を入れており、コーヒーと味わうと化学反応を起こしたように互いのポテンシャルがぐんと引き立ちます。そんな相乗効果をぜひ体感してみてください。

喫茶 チャノマ

住/山形市久保田3−1−22

電/080−1065−8861

営/11:00~19:00(L.O.18:30)

休/水曜(祝日の場合は翌日)

駐/有

2. 庭園喫茶 錦

錦鯉が泳ぐ日本庭園に面した癒し空間

庭園喫茶「錦」は、蔵王半郷にある人気のカフェ・ミツバチガーデンの姉妹店。外には錦鯉が泳ぐ大きな池を備えた日本庭園があり、内装も和テイストの空間が広がっており、非日常的な空間に心が癒されます。お店では、抹茶などを使った和風のスイーツ系パンケーキからお食事系パンケーキなど、メニューも種類豊富で何度行っても楽しめる和カフェです。

庭園喫茶 錦

住/山形市蔵王半郷岡田578-5

電/023-666-3303

営/11:00~18:00

休/木曜、第2・4土曜

駐/有

3. YUKIHIRA COFFEE

一皿のしあわせ、ノスタルジックな三角プリン。

大きなホールケーキ型でつくったプリンをカットし、お皿の底が見えないくらいカラメルソースがたっぷり。スプーンですくった時の弾力と、キラキラと光を照り返すような美しいカラメルソースに心ときめく三角プリンがYUKIHIRA COFFEEの一押しメニュー。丁寧に裏ごしをし、卵液をオーブンで蒸し焼きしたプリンは、なめらかな舌触りと程よい固さが自慢の一品。じっくりと火を入れたカラメルソースの芳醇な苦みはプリン全体と絡み合い、飽きのこない懐かしい味です。ビターな余韻は、すっきりとしたコーヒーと合わせれば軽快な後味に変化します。ただし、こちらのプリンは、木曜、金曜だけの限定なので、ご注意を。

YUKIHIRA COFFEE(ユキヒラコーヒー)

住/東村山郡中山町長崎412

電/なし

営/水~金曜13:00~19:00、土日祝11:00~19:00

休/月・火曜

駐/有(5台)

4. STREET SHUFFLE

山大正門前に佇むどこか懐かしい心落ち着く空間

音楽と漫画を愛するマスターが営む山形大学前の喫茶店。店内には本棚が置かれ、レアな1冊から人気シリーズまで約3,000冊の漫画がずらり!サイフォンで淹れるコーヒー(400円)やスパイスからこだわったチャイ(500円)など数あるメニューのなかでも、冬はホットチョコレートが人気。心地のいいBGMにゆだねておしゃべりをしたり、漫画を読んだりしながら、ゆっくりと楽しみたいドリンクです。小倉トーストサンド( ¥500)は、これ目当てに訪れるというファンも多い人気商品。カリっと焼き上げたトーストには、小倉あんと生クリームがたっぷりと。塩味がきいています。

STREET SHUFFLE(ストリートシャッフル)

住/山形市東原町1-3-19

電/023-641-9029

営/11:30~21:00 (フードL.O.20:30) ランチ11:30~14:30(L.O.)

休/月曜

駐/有 (詳細は店に確認を)

5. ろば珈琲

多彩なオリジナルブレンドで珈琲好きを虜に

できるだけいい豆を仕入れ、その持ち味や個性を生かした焙煎をし、味に妥協のないコーヒーを追い求めている。豊かな風味に惹かれるファンも多く、気がつけばリピーターという方も数知れず。自家焙煎豆はやや深煎りが主体のラインナップで、3年ほど前から取り扱っているカフェインレス豆も通常のコーヒーに引けを取らないおいしさと評判です。季節ごとのブレンドを楽しみに訪れるお客さんも多く、迷ったら「ろばブレンド」や「ろばにがブレンド」を試してみて。喫茶を利用するなら、本日のケーキ(390円~)もぜひ。チーズケーキやチョコレートケーキなど、日替わりで登場します。

ろば珈琲

住/山形市南原町1−27−24 

電/023-673-9369

営/12:00~19:00 ※喫茶~18:30

休/火曜・祝日

駐/有

喫茶店の定番ナポリタン

やはり喫茶店の定番メニューといえば「ナポリタン」。太麺モチモチ系から具沢山系まで、ひとえにナポリタンとはいえども、その種類はお店によってさまざま。ナポリタンの美味しいお店5選をご紹介いたします。

6. 茶蔵

老舗のお茶の専門店が手がける和カフェ

創業百余年 お茶の専門店 桑名園本店がプロデュースするお茶・お菓子・器・和雑貨のショップと和カフェ、ギャラリーの複合ショップ。抹茶パフェやほうじ茶パフェなどの和スイーツが人気なお店ですが、実はお食事メニューも充実しています。上の写真は懐かしのナポリタン(880円)。コロナ禍になってからは、テイクアウトも可能になり、ご自宅でもお楽しみいただけます。

茶蔵(さくら)山形店

住/山形市成沢西1-5-6

電/023-688-1881

営/ショップ10:00~19:00、カフェ10:00~19:00、ランチ11:30~15:00(L.O.14:30)

休/不定休

駐/有

HP/http://www.sakura21.info/yamagata/

7. 牧花亭

路地に佇む喫茶店で懐かしきナポリタンを

山形市嶋地区のほど近くに店を構える、創業35年の隠れ家的喫茶店。エビやマッシュルーム、ベーコンがたっぷりと入ったナポリタンが人気です。独自にブレンドしたソースの深い味わいにリピート必至。そのほか、ピザやジャガイモ料理、回数券もあるお得な日替わりランチなどもあります。漫画や雑誌も豊富にそろい、一人でふらりと通いたくなるお店です。

牧花亭(もっかてい)

住/山形市江俣5-2-8

電/023-684-4836

営/9:00~21:00 ※モーニングは9:00~11:00、日・祝9:00~19:00

休/第1・3・5日曜

駐/有

8. 田園

昔ながらのナポリタンとカレー、幸せのひと皿

創業は昭和25(1950)年。フェリーニの映画『道』に出てくるパスタをまねたのがナポリタン。太麺にケチャップが絡んで絶品!「田園」名物のカレーは、つくりはじめた当時の調理法と全く同じで、ベースとなるスープは豚、鶏ガラなどをコトコト煮込み、3日間を費やしているんだとか。ブレンドコーヒー は、昭和25年当時の方々の口に合うよう、まろやかな豆の配合に改良。その味を今も引き継いでいます。

Coffee  田園

住/南陽市赤湯853-14

電/0238-43-2443

営/10:00~19:00 ※ランチ11:30~14:00

休/月曜

駐/有

9. ヴィヨン

芸術とコーヒー、人を繋ぐギャラリー併設の喫茶

昭和54(1979)年、マスターの工藤さんが27歳の時に店を構えた喫茶店。ギャラリーが併設されていて、ハンドメイド販売や水彩画展、写真展などを定期的に開催しています。「コーヒーの淹れ方には人柄が出る」と語るマスターは、ネルドリップでコーヒーを淹れるのがこだわり。マスターの人柄やコーヒーを求め、常連さんも足繁く訪れます。鉄板ナポリタン(730円)は鉄板に敷かれた卵の上に、具材たっぷりのナポリタンをのせたアツアツメニュー。麺がもちもちしていてやわらかいのが特徴です。

ギャラリー喫茶 ヴィヨン

住/酒田市千石町2-11-15    

電/0234-24-8300

営/11:00~17:00(ランチは14:30まで)

休/月曜(祝日の場合火曜休み) 

駐/有

10. 軽食・喫茶 アンデス

階段の先にある、落ち着きのあるレトロ空間

創業は39年前。以来ご年配の方からマダム、ファミリーまで様々な層に支持されている喫茶店。座り心地の良いソファや懐かしさのあるテーブルが昭和の面影をそのまま残してあります。ホットサンドなどの軽食やパフェ、オムライスやピラフなど豊富なメニューが嬉しいところ。1階の釜飯店「金山」のメニューもここで食べられます。

軽食・喫茶 アンデス

住/酒田市高見台1-13-11

電/0234-31-4600

営/10:00~20:00

休/月曜(祝日の場合火曜休)

駐/有

懐かしのお食事メニュー

お客さんに長く愛される老舗の喫茶店には、どこか懐かしい心温まるメニューがあるのも魅力のひとつ。食後にはぜひ一杯のコーヒーとともにノスタルジアに浸ってみては。

11. 珈琲ひまわり

48年前から変わらない 心と体に染みる味

「このあたりには昔、朝から営業するお店がたくさんあったのだけれど、 中でもうちは始めたのが一番早かった」 と語るマスター。 山形市七日町に開業したのは25歳の頃でした。 以来7:30にはお店を開けてお客様を迎えています。 珈琲の味わいを生かすためにお食事はいたってシンプル。 ハムときゅうりとからしマヨネーズがサンドされたハムトースト(300円)、 それから目覚めにぴったりのコーヒー(380円)はお互いを引き立てあう最高の組み合わせです。

珈琲ひまわり

住/山形市七日町2-1-38 

電/023-641-2566

営/7:30~19:00 ※ハムトーストはいつでもオーダー可

休/第2・4日曜  

駐/有

12. 珈琲専科 道

半世紀の歴史がつづく山形の老舗喫茶店

「みんなを乗せる船のように、老若男女が集える店です」というマスターの言葉通り、落ち着いた非日常の空間で、時間を気にすることなく過ごせる雰囲気がこの店のよさ。常連客が多いのもうなずけます。空間だけでなく、〝一度食べたら、また食べたくなる〟味へのこだわりもしっかり。自家製デミグラスソースが人気のハンバーグランチプレートやエスニック料理など200種以上もある豊富なメニューも自慢です。

珈琲専科 道

住/山形市鉄砲町3−1−63 

電/023-631-2483 

営/9:30~21:00、日曜・祝日~19:00 

休/水曜 

駐/有

 

 

13. 珈琲舎

モッツァレラチーズと卵がとろける焼きカレーが人気

山小屋のようなあたたかな雰囲気のなか、熱々の焼きカレーをいただけるお店。長時間じっくりと煮込んだカレーはまろやかでありながら、しっかり辛い。口いっぱいに広がるモッツァレラチーズのほのかな塩みと卵がカレーによく合います。九州出身のマスターが、故郷で慣れ親しんだ母の味がベースになっているそうで、やさしい味に心がほどけていくようです。老若男女問わず人気の名物メニューでロングセラー。セットのコーヒーは通常のブレンドとは違い、食後に合う味わいに調整しています。ブレンドコーヒーは、酸味、苦み、マイルドなど、好みに応じて選べる5種類。固めに絞った生クリームが添えられるのもうれしいポイントです。

珈琲舎(コーヒーシャ)

住/山形市白山3-10-5  

電/023-642-9087

営/昼~19:00     

休/不定休  

駐/有

 

14. MOKU cafe

ランチにもブレイクタイムにも心ときめく料理を召し上がれ

2010年にオープンした、駅前の建物2階に店を構えるMOKU cafe。お店へ繋がる階段を上ると、木のぬくもりを感じるあたたかみある空間が広がっています。チーズの匂いがふわりと漂ってくる、食欲をそそるスパゲティグラタンは特におすすめ。昔この場所にあった喫茶店のメニューを復刻したひと品なんだそう。食後のデザートやカフェタイムにぴったりなタルトは約11種類と豊富なラインナップ。お店の雰囲気にぴったりなかわいらしいドリンクと一緒にどうぞ。

MOKU cafe(モクカフェ)

住/山形市香澄町3-6-5 2F    

電/023-666-6771

営/11:30~20:00(L.O.19:30)※金・土曜~22:00(L.O.21:30)、日曜~18:00(L.O.17:00)

休/月曜、第3火曜 

駐/無

 

15. 喫茶 白十字

1955(昭和30)年から続く歴史ある喫茶店

昼時は主菜やサラダがたくさん並ぶ日替わりランチを目当てに訪れる方でにぎわいます。多彩なメニューが並び、毎日食べに来る人も少なくないそう。喫茶店の定番メニューカレーやナポリタンも外せませんが、毎週水曜は山形牛のステーキ丼が定番メニューに。ボリュームたっぷりでうれしいランチです。バター醤油味でごはんが進む、贅沢なステーキ丼。たくさんの野菜をとれるサラダや味噌汁、そしてコーヒーも付き大満足なセットです。 

喫茶 白十字(ハクジュウジ)

住/山形市七日町2-7-15

電/023-622-7774

営/10:00~18:30 ※土・日曜は12:00~17:00

休/なし  駐/無

※テイクアウトメニュー有(コーヒーのみ)

港町・酒田の喫茶店

意外と知られていないのが酒田市の喫茶店文化。1976年の「酒田大火」以降、街の再開発が行われ、その際に多くの喫茶店がオープンしました。今も古くからの喫茶店が残っている酒田市では、昭和レトロな雰囲気が味わえるかも。

16. カフェテラス ル・モンド

レトロ感漂う素敵な店内でくつろぎのカフェタイムを

開業は1980年。喫茶メニューはもちろんですが、ナポリタンやミートスパゲティー、ドリアやグラタン、ハンバーグなどの洋食メニューも充実。常連さんたちは毎日やってきて、自分の家のようにサラダにスープ、バターロール、コーヒーゼリーなど、セットメニューを楽しみます。30年前から続くスパゲッティグラタンには「これしか食べない」という熱烈な支持者もいるそうです。港町酒田らしく、浮き輪や操舵の照明などが飾ってあり、レトロ感溢れるとても素敵な空間です。

カフェテラス ル・モンド

住/酒田市北新橋2-11-8

電/0234-23-0373

営/9:00~22:00

休/火曜

駐/有

 

 17. Bar&喫茶ケルン

焙煎珈琲と和・洋風の甘味

コーヒーゼリーや豆かん、葛あんみつ、抹茶あんみつなど手づくりスイーツはどれもおすすめ。珈琲豆は今も店で焙煎しており、和菓子とコーヒー好きな女性たちが足繁く通っています。左下の写真は常連さんのコーヒーチケット。30年前は60人分くらいあったそう。こうしたちょっとしたものに懐かしさを感じる方も多いのでは。

Bar&喫茶ケルン

住/酒田市中町2-4-20    

電/0234-23-0128

営/10:00~17:00(喫茶)、17:00~22:30(バー)

休/不定休  

駐/有

 

18.喫茶蘭泉(らんせん)

麗しい花々と秘密のお菓子が運んでくれる小さな幸せ
大きな窓から光が差し込み、温かな雰囲気があふれている空間です。広くて大きいカウンターの奥にはコーヒー、紅茶、日本茶などたくさんの種類の茶器が並んでいます。日替わりの手づくりケーキがおすすめ。マダム達の華やかな笑い声が聞こえてきて、ここにはいつもプチ・ボヌール(小さなしあわせ)があります。

喫茶蘭泉(らんせん)

住/酒田市中町1-5-14
電/090-6788-7978
営/月~木曜10:30~18:00、金・土曜10:30~19:00
休/日曜、1日、11日、21日、31日
駐/有

19.  喫茶CLOAK

2019年3月に移転オープンした、水出しコーヒーが味わえる喫茶店。自家焙煎の深煎り豆を8時間かけて抽出し、コーヒーはホットもアイスも水出しで提供。雑味のない苦味とコクで、すっきりとした飲み心地です。今の季節は、濃厚な自家製ミルクアイスを添えた「珈琲フロート」も人気。気さくな店主・阿部さんとの会話も楽しく、長居したくなるお店です。

喫茶CLOAK(クローク)

住/酒田市泉町5-35

電/090-3534-0341

営/12:00~20:00

休/火曜、第2・4水曜 

駐/有

20. 山茶花

マスターの矢野さんが趣味で集めた骨董品があちらこちらにあり、心落ち着く雰囲気が漂うレトロ空間。約50年にわたり酒田市役所そばの交差点に佇む山茶花(さざんか)です。軽食にはピラフやスパゲティがあり、ランチに立ち寄るのもおすすめ。ウインナーコーヒーなどのアレンジコーヒーから、ストレート、ブレンドまでコーヒーも豊富にそろっています。ふかしたかぼちゃの中身をくり抜き、それをペースト状のムースにしたどこか懐かしさを感じるデザート。黒蜜ソースがかかっているのがポイントです。

山茶花(サザンカ)

住/酒田市中町1-14-26

電/0234-24-1691

営/9:00~22:00

休/不定休

駐/有(1台)

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

日刊ヤマガタウェイ編集部おすすめの喫茶店20選をご紹介しました。

行ってみたいお店は見つかりましたか?

この機会にぜひ昭和レトロな喫茶店文化を体感してみてください。

 

 


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。