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子ども達の夢を応援 教育資金について考えよう

気になるお金のはなし

掲載号:mamaid 2019年11月20日号

子ども達と「将来なりたいなにか」について話すのって楽しいけど、夢のために専門学校や大学進学と考えたら、心配になるのがお金のこと・・・。家族の笑顔のために、何をしたらいいのか、お金の専門家にお話を聞いてきました。

教育費って、いくらかかるの?

幼稚園、小・中・高校、大学等にかかる費用のことです。習い事や塾のお金も含まれます。幼稚園から大学まで、公立と私立どちらを選ぶかで、かかる金額の違いを一覧にしてみました。

※Cパターンについて、山形県には、私立の小・中はないのですが、参考までに提示。
(出典)幼稚園・小学校・中学校・高校のお金…学校種別の学習費総額(学校教育費、学校給食費、学校外活動費の合計)[文部科学省「平成26年度 子供の学習費調査」]をもとに算出(高校は全日制の金額)
大学の金額…入学金、施設設備費、授業料:[文部科学省「私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査」]その他の学校納付金、修学費、課外活動費、通学費の合計(昼間部):[(独)日本学生支援機構「平成26年度学生生活調査」]をもとに算出

あるママの教育費総額に対する支出の割合を見てみよう。

子どもは一人で、この春、大学卒業して社会人になりました。幼稚園は私立、小・中・高校は公立、大学は私立を選択。実際にかかった教育費をグラフにしてみました。
振り返ってみると、大学の費用が半分以上、高校や大学受験に備えた塾代も大きな負担になっていますね。

教育費用を賢く貯めるには

先輩ママの教育費の割合を見てもわかるように、教育資金を貯めるなら、子どもが幼稚園や小学校のうち、もっと言えば備えは早ければ早いほどおすすめです。
子どもが幼稚園年少なら、高校生になるまで10年以上の余裕がありますね。そのとき、使用予定が決まっている教育資金と将来の老後等に備える資金は分けて考えましょう。

「なるべく節約して、余ったら貯金すればいいのよね。」

収入から使う分を引いて貯蓄に回すのでは、なかなかお金は貯まりません。
『余ったら貯金へ』でなく、『お給料もらったら貯蓄分を引いた額で家計をやりくり』が、お金を上手に貯めるコツです。

この「給与が振り込まれたらまず貯蓄をしておき、残ったお金を自由に使って生活する」ことを、先取り貯蓄と言います。
具体的な例として、自動振替貯蓄、財形、積立型保険、投資信託、確定拠出年金などがあります。

投資信託や確定拠出年金という言葉は最近耳にするけど、よくわからない、何を選んだらいいかわからないというママも多いのでは。
そんなママ達のために、TSプラザマネジメントでは、定期的にセミナーを開催しています。なんとなく不安に思っているけど、ついつい先送りにしてしまうお金のこと。でも今が貯め時です。無料で個別相談会も行っているので、一度、問い合わせしてみてください。

お金のプロ、ファイナンシャルプランナーの森と一緒に、大切な家族のお金を育てていきましょう。

教えてくれたのは・・・
ファイナンシャルプランナー
森 恵 講師
TSプラザマネジメント株式会社

山形県出身。大学卒業後、大手アパレルメーカーのショップ店員を経て、FPの資格を取得し外資系金融機関に転職。現在、独立系FP事務所TSプラザマネジメント㈱のFPとして個別相談やマネーセミナー講師として活動中。
資格…FP技能士2級(国家資格)、相続診断士


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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