LIFE くらす

2020. host town relay! VOL.07

もっと知りたい!モルドバ共和国

掲載号:mamaid 2020年4月20日号

鶴岡市がホストタウンとして交流を深めるモルドバ共和国。両国の架け橋として活躍しているのが、今回情報を寄せてくださったモルドバ出身のアンジェラさん。度々鶴岡市を訪れ、料理教室やワイン講座など、モルドバの文化や産業を広める活動をしています。

モルドバはソビエト連邦から独立して29年。歴史上、数多くの困難を近隣諸国から受けていますが、同時に文化や言語も上手に受け入れ、独自の文化を築き上げてきました。「住民の8割がラテン系。だから、明るくおおらかな人が多い国。ワイングラスを片手に言葉は通じなくても身振り手振りで会話が成立しますよ」

日本と同じように、一般的な家庭は共働き世帯が多く、子どもたちは3歳頃から幼稚園や保育園を利用します。核家族が少なく、地方では3世代の家族も珍しくありません。親や兄弟、親類との繋がりが強く、近隣や知人を大切にして苦楽を共にする「分かち合い」の精神が根強く残っているそう。3月には春の訪れを祝う「マルツィショール」、8月は独立記念日、10月には国中のワイナリーが出店する「ナショナルワインデー」、そして1月には正教会クリスマスと、昔ながらの文化と伝統を大切にしたイベントが開催され、素材の味を生かしたモルドバ料理を家族で囲みながら楽しみます。

鶴岡市のホストタウン関連イベントでは、ワインやモルドバ料理を味わうこともできます。また、鶴岡市内のスーパー(主婦の店パル店他)ではアンジェラさんがセレクトしたモルドバワインも販売。「化学肥料などを使用しない自然栽培により作られた葡萄のワイン」を、ぜひ味わってみては。

 

PICK UP PHOTO
主食は「ママリガ」。
とうもろこしの粉を水で溶かし練り、蒸した料理です。
モルドバ中の人がワインに酔いしれる「ナショナルワインデー」。
世界中の愛好家が集まります。
おすすめスポット
肥沃な黒土が堆積し、農業が盛んな国。中でも、ワイン産業が有名。ギネスにも登録されたミレスミーチの250㎞にも及ぶ地下洞窟のワインセラー、クリコバのワインセラーなど、ワイン好き必見のスポットが数多い。

公用語 モルドバ語
こんにちは:Bună ziua.(ブナ ズィワ)
ありがとう:Mulţumesc.(ムルツメスク)
はじめまして:Îmi pare bine de cunoștinţă.(ウミ パレ ビネ デ クノシティンツァ)


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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