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SPECIAL 特集

いま、山形のビールが盛り上がりを見せています。新たに誕生したブルワリーから、長年に渡って地ビール文化を牽引してきた醸造所まで、県内のブルワリーをご紹介。

長井ブルワリークラフトマン

掲載号:ZERO☆23 2019年7月27日号

野山のにおいと郷土のぬくもり。自然と文化の豊かさを味わうビール

長井市出身の芸術家、村上滋郎さんが代表となり2017年に設立した「長井ブルワリークラフトマン」。京都を拠点に創作活動をしていた村上さんは、帰郷の折に朝日連峰の豊かな水源を持つ長井の超軟水に注目。生まれ育った地域の資源を生かしたクラフトビールを通じて、町と人とを活気づけるブルワリー設立へと動き出しました。

 参加したのは地域振興の志を持つ4人のメンバーで、それぞれに本業を持ちながらプロジェクトに協力。創作活動を続けつつ大学講師を勤める村上さんをサポートし、ともに夢の実現を目指しました。県内外のブルワリーで修行をした村上さんは麦の種類から麦芽の糖化作業、ホップを入れるタイミングや分量を一から学び、目指す味のイメージを形にしていきました。

 2019年にリリースした「ひょう」「くきたち」「きなこ」の3種は、副原料に地元の食材を使用した特色あるクラフトビール。「素材から研究するのは作品づくりと同じだと考えています。地域の食材、素材を活用して郷土の食文化まで語れるようなビールをつくりたいと思い、このようなラインナップになりました。珍しいだけじゃなくて、ちゃんとおいしいものを提供していきたいです」という村上さん。丸茄子や馬刺しなどの郷土料理を発想の源に、和食とのペアリングを意識した繊細な香りと豊かな味わいを表現しています。

 「きなこ」には黒蜜がオススメ!

 奥深いクラフトビールの世界に足を踏み入れおいしさを追求しながら、地域文化を軽やかに継承していく発想はアーティストならでは。クラウドファンディングの返礼用につくったというボトルケースは、山形産の杉材を地元の木工所で加工し、鉄工所で製作した持ち手を取り付けたという品。村上さんは「アートを学んだ人間が地域で何ができるか。これからさらに多くの人を巻き込むような活動をしていきたいですね」と語り、副原料となるひょう干しとビールの物々交換を構想中であることも教えてくれました。小さなブルワリーの誕生が、町に変化と可能性をもたらしていきそうです。

INFORMATION

●代表銘柄とビアスタイル ▷ ひょう(エール/ペールエール)、くきたち(エール/IPA)、きなこ(エール/ペールエール) 

●直売 ▷ あり 

●ブルワリーで飲食 ▷ 不可 

●おもな販売店 ▷ 道の駅 川のみなと長井(長井市東町2-50)、はぎ苑(長井市成田2170-2)、青木酒店(長井市十日町1-10-25)、結城酒店(南陽店:南陽市椚塚1605-4、長井店:長井市十日町2-17-1)

●おもな飲める店 ▷ Day&Coffee(山形市香澄町1-11-18 1F)、SLOW JAM(山形市香澄町2-8-1 1F)

長井ブルワリークラフトマン
(合同会社 萩志会クラフトマン)
ナガイブルワリークラフトマン

TEL  0238-87-1600
住/長井市泉677-11
営/不定
休/不定
駐/有


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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