TRIP でかける

キャンプ入門講座

教えて!アウトドアのあれこれ

掲載号:mamaid 2019年8月20日号

キャンプデビューしたいけど、「たくさんある道具…どうやって選べばいいの?」「高価なものだから失敗したくない!」
そんな人のために、道具選びのポイントを教えてもらいました!

 

Q.1 アウトドア用品を選ぶコツ

自分のスタイルにあった道具を選ぶことが大事!まずは、理想のキャンプを想像するところから始めましょう。

ー焚き火を囲んでのんびりしたい…ロースタイルのテーブル&イス
ー大勢でワイワイBBQを楽しみたい…ハイスタイルのテーブル&イス
ー車が小さいから荷物をコンパクトにしたい…テント+タープ
ー荷物が多くなっても快適さを優先させる…2ルームシェルターテント
ー春・秋の寒い時期でも楽しみたい…3シーズンOKな寝袋やテント
折り畳み式のイス、テーブル、調理器具など必要最低限の道具を揃えたら、まずは近場の河原でデイキャンプをしてみることをおすすめします。実際に外で調理すると、アレが足りない、これがあると便利!と気づきます。必要に応じて少しずつ揃えていきましょう。
アウトドア用品を購入する際は、知識を持った信頼できるスタッフがいる専門店でアドバイスを受けましょう。道具の使い方、テントの立て方を教えてもらえるか、万が一道具が壊れた際、修理してもらえるのかなど、アフターサービスの確認も大切です。
 
Q.2 ロースタイルorハイスタイル、テーブル&イスは小さな子どもがいるとどちらがいい?

人気があるのはロースタイルです。ロースタイルは脚を伸ばしてのんびりくつろげます。小さい子どもも自分で座れたり、転倒した際のケガのリスクも低いのが特長。
ロースタイルは一度座ると立つのが面倒だったり、立ち上がるときに膝腰に負担がかかります。立ったり座ったりよく動くときは、ハイスタイルの方がラク。ロースタイルは、脚を伸ばせる反面、スペースが必要なので、人数が多い場合には、ハイスタイル+立食の方が場所を取りません。

メリット
ロースタイル/くつろげる・小さい子どもも自分で座りやすい・転倒したときケガのリスクが低い。
ハイスタイル/食事が取りやすい・立ったり座ったりするのがラク。

デメリット
ロースタイル/くつろげるタイプのイスは、起き上がりにくい&場所を取る。
ハイスタイル/小さな子どもが転倒してケガをするリスクがある。

Q.3 ガス?炭?焚き火?調理器具の選び方
ガスを使った調理器は、家で料理を作る感覚で調理でき、後片付けもラクにできます。キャンプならではの醍醐味を味わいたいなら、炭・焚火で調理したいですね。焚火での調理は火力の調整が大変だったり、専用の道具も必要になります。まずは炭を使ってBBQから。
焼き網がセットできる焚き火台なら、BBQも焚火も両方楽しめます。キャンプへ行く際は、お湯を沸かしたり、朝食でウインナーを焼いたり、小さくてもガスの調理器が一つあると便利!
Q.4 テント選びのポイント

【サイズ】
何人でキャンプへ行くのかを考えて選びましょう。4人で行く場合、(メーカー推奨利用人数で)5人用のテントを選べば、荷物を入れてものんびりできるスペースが確保されます。

【設営のし易さ・収納サイズ】
大型のテントは設営が難しかったり、時間がかかったり、撤収も大変。収納サイズも大きく、重くなります。最初は必要以上に大きいものでない方が手軽。設営や撤収、収納に手間がかかるようだと、キャンプへ行くのが面倒になってしまいます。

【スタイル】
〈テント+タープ〉
必要に応じてテントだけを使ったり、BBQのときタープだけ使ったりと、状況によって使い分けられます。まずはテントを購入。必要に応じてタープを購入すれば、リビングができて快適になります。コンパクトなキャンパーを目指している人、ロースタイルが好きな人向き。
〈2ルームテント〉
リビングと寝室が繋がった2ルームテント。天井が高く、立ったままテント内に入れるので、ハイスタイル向き。雨の日でも濡れることなくリビングで食事をしたり、のんびり楽しめます。

【機能性】
テントは主に、春夏秋の3シーズン対応と、冬も使える4シーズン対応のものに分かれます。冬も使えるものは、寒さ、雪の重さに耐えられる機能が求められるので、値段が高くなりますし、初心者にはハードルが高くなります。夏だけの場合にはメッシュ部分が多いテントを選べば快適。初心者の方には春夏秋の3シーズン使えるテントがお勧めです。
キャンプ場によってはテントの貸し出しもあるので、まずはレンタルして設営してみるといいかも!

Q.5 親子におすすめのキャンプ場を教えて!

●月山・弓張平オートキャンプ場(西川町)
電源付きのオートサイトがある初心者も安心のキャンプ場。子ども広場もあり家族全員が満喫できます。夏場の涼しさ、夜空の星が魅力。

●サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場(尾花沢市)
アスレチック広場で遊んだり、徳良湖で釣りをしたり、愛犬もOKなのが嬉しい!汗をかいた後は、「徳良湖温泉 花笠の湯」にて温泉に入ってのんびりするのも○

●馬見ヶ崎河川公園(山形市)
公園内ならどこでも無料で使用可能。20時~翌朝5時は駐車場が閉鎖になります。(※7/1~9/29、23時~翌朝4時 愛宕橋・唐松橋閉鎖)芝生の上では直火NGなので、火を焚くときは、現地にあるかま場やバーベキューコンロを使って! テント設営の練習をするのにもおすすめ。

 

SHOP DATA

キャトルクルール

住所/山形市元木2丁目10-49
TEL/023-676-4122

アウトドはもちろん、自宅でも使えるアイテムも取り揃えています!
道具選びのお手伝いをするので気軽に声をかけてくださいね!
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撮影協力/山形エコタウン前明石
東北芸術工科大学×(株)荒正×(株)スノーピークが開発した、高性能エコハウスとアウトドアリビングが集積する分譲住宅地

住所/山形市大字前明石字下河原298番3
TEL/023-695-3381


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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