味噌が焦げないようにスピード勝負。
創業以来、変わら…
山形五十番飯店
ここが魅力 POINT |
1. 世界最高峰の研削技術を持つグローバルニッチトップ企業。 2. 弛まざる研究と開発で医療など新分野にも挑戦。 3. ライフワークバランスを重視したものづくり環境。 |
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FAX: 023-688-7115
〒990-2303 山形市蔵王上野578-2
主な 事業内容 | 専用工作機械(心なし研削盤、内面研削盤)、並びにその周辺装置の開発、設計、製造、販売及びメンテナンス、医療機器の製造・販売 |
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設立 | 1961年10月 |
代表者 | 代表取締役 榊原 憲二 |
資本金 | 6億5,137万円 |
社員数 | 222名(男192名/女30名) |
初任給 | 大学院卒 235,000円(技術職)、大卒 220,000円(技術職)、短大・高専・専門卒 192,000円(技術職)、高卒 173,000円(技術職) |
休日休暇 | 年間121日、週休2日制、GW、お盆、年末年始休み |
福利厚生 | 各種社会保険完備、退職金制度、確定拠出企業年金、社員持株制度、るいとう、家賃補助(遠隔地出身若年者)、慶弔等特別休暇、育児休業、介護休業、子の看護休暇、育児短時間勤務制度 |
TEL: 023-688-8112
ミクロン精密は、「真円」加工を高精度・高効率で行う工作機械を開発・製造・販売しています。なかでも主力製品の一つ、部品の外周を真円に加工する「心なし研削盤(センタレスグラインダ)」においては国内シェア4割、世界でも1割を超え、部品の内面を真円に加工する「内面研削盤(インターナルグラインダ)」はエンジン部品などを加工するメーカーに数多く採用されています。前身の中川精機製造株式会社から社名を変更し、蔵王上野に本社を構え50有余年。現在では国内に5カ所(県内3カ所)、アメリカ、タイ、中国に拠点を持ちグローバルに展開しています。
ミクロン精密が製造する機械は大量生産する汎用機ではなく、すべてが客先オーダーによる専用機です。お客様のニーズに対応する柔軟な発想力と、研究・開発・テストを繰り返す熱意と誠意が、企業躍進の原動力。社員一人ひとりが、裁量を持ち主体的に取り組む精神が脈々と受け継がれています。これをサポートするために、国家資格や技能検定へのチャレンジを推進する資格取得支援や手当制度を設けたり、世界に通じる人材育成のため、海外子会社での短期研修などを取り入れて、社員の成長を応援しています。
優れた技術は人柄に努力と知恵を積み重ねて確立され、技術の研鑽を通して人柄もまた醸成されていきます。「単にモノを売るだけではなく、お客様の満足を得ること。当社の製品や技術がお客様の製品となり社会に貢献することが、会社の発展と社員自身の豊かさや夢の実現につながる」と遠藤さん。
同業他社の追随を許さない日々の研鑽と技術革新に取り組むミクロン精密。安心して働ける職場環境づくりも推進しています。ライフステージに合わせた生活基本給+習得した能力や成果を反映させた職能給で給与体系を構築。またフレックスタイムの導入、1時間単位で取得可能な有給休暇など各種休暇制度の充実で生きいきと働ける職場を実現しています。男性の育休取得率・取得日数も年々上昇し、子育て世代が安心して働ける体制を築いています。経営理念に「技術と人柄」を掲げ、人を「材」ではなく「財」とする社の真髄がここにあります。
熱く語っていただいた取締役管理部長の遠藤正明さん。
[医療機器産業に参入]産業用超音波精密加工装置の製造で培った発振、制御技術を発展させ、新たに医療機器(電動式骨手術器械)を開発。
[きさげ加工]金属加工の一種で、工作機械のベッドなど滑り移動を行う金属平面の摩擦抵抗を減らす目的で微小な窪みを付ける加工のこと。ミクロン単位の繊細かつ地道な作業は「匠の技」といわれ、高精度な製品を支えている。
良好なコミュニケーションがチームでのモノ作りには不可欠。スタッフ同士知恵を出し合い、難しい課題も解決します。
50年以上前に創業者がこの地に見た夢を現実にし、そして再建時の地元の支援に応えるためにも、蔵王からグローバルな事業展開を行い、山形、日本、世界の産業界発展に寄与していきたいと話す。情熱とアイデアと行動力に溢れた若者たちとともに、その夢を引き継ぐ。
私たちの研削技術、特に、加工品の中心部(芯)を保持せずに真円を削り出す「心なし研削盤」においては「世界一」であると確固たる自負があります。
山形県なら鳥海山、世界ならエベレストが最高峰ですが、自分より高いものがない景色は、その頂上に立ったものにしか見えません。その風景を、ミクロン精密の技術・技能を結集して、見てみましょう!一緒に登りましょう!
私たちの技術から生まれる製品は、世界一のお客様たちから認められ、継続して発注を受けています。ですから、胸を張って世界を極めることができます。世界はとてつもなく広く、面白いのです。当社のものづくりには、山形人の気質として例えられるような真摯で粘り強い姿勢が必要です。
遠方のお客様であっても、私たちは技術と機械と、なによりも社員一人ひとりの人柄を通して、確かな信頼関係で結ばれています。全員参加の経営意識を高めると同時に、将来の資産形成のために、早くから「社員持株制度」も導入してきました。ミクロン精密を世界一にするのは社長でも役員でもありません。みなさんたちなのです。
コロナ5類移行後、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。私たちのビジネスにおいても自動車の電動化が進み、従来の主力であった内燃機関から、電気自動車の分野に新たな市場を求めることになりました。また医療機器や、航空機市場など新たな柱となりえる分野のお客様も増えてきました。これから社会に出る人たちは学生時代に新しいコミュニケーションの形を経験し、かつてないスキルを身につけています。新常態「ニューノーマル」と呼ばれる時代が到来している今、新しい世代が得た経験と、それ以前の世代の経験を合わせ、私たちの基本姿勢「チャレンジ・チェンジ」を全員で続けていくことに私たちの未来があると考えています。
社員みんなで河原でBBQ大会。部署の垣根を越えて親睦を深めました。
社員の子どもたちを会社に招待する「子ども参観日」は、家族に大好評。
会社からは蔵王スキー場も目と鼻の先。スキースノーボードクラブでは今年も雪上ティラノサウルスレースに参加!
世界に1台しかない工作機械を作るために、日々学び、経験を積み、一流の技術者として山形で、世界で活躍したいと思っています。
萩さんの所属は設計部で、主にセンタレスグラインダの設計を担当しています。
入社のきっかけとなったのは、合同説明会に参加した時のこと。なんとなく地元山形で就職しようと思っていた時に会社のパンフレットを見て面白そうだなと思ったのがはじまり。もともと設計志望で、学校で学んだことが活かせる職場だと感じたのが決め手となりました。
最初に配属されたのは機械の組み立て部門。その後、部品加工部門を経て希望であった設計の仕事に就くことができました。組み立てや、部品加工を経験したことが現在の設計業務に活きていて、自分自身のスキルアップにつながっていると実感しています。手掛けた仕事の中で印象に残るのは、同じ仕様で4台まとめて受注となった機械の設計を担当したこと。1つのミスが4台分のミスにつながってしまうので、試作段階から様々なチェックを行う必要がありました。自らの設計に基づいて組み立てられた機械を動作させ、よりお客様の望む仕様に近づけるためにたくさんの試行錯誤を行いました。その甲斐あって、お客様に満足いただける製品を納入することができました。苦労はしましたが、達成感も得られた仕事でした。
機械は“一品一様”でお客様の要望に合わせた特殊な機械なので、まだまだ学ぶことばかり。先輩にアドバイスをいただきながら、実践を通して機械の知識を身に付けています。今年は現場での実践と併せて、アメリカ研修にも参加する予定。「経験を積み、人間として成長し、後輩への指導もできるようになるのが目標です」。
志望だった設計の仕事ができているということが一番です。扱っているのが特殊な機械なので、設計に配属される前に、組み立てや、部品加工などの工程を経験できたことが今の業務に活きています。
全ての仕事が“一品一様”。お客様のニーズに合わせて設計し、製品として納品する中で課題にぶつかることもありますが、一つひとつ解決しながら世界に1台しかない機械を造り上げていけることにやりがいを感じています。
機械設計のスペシャリストになることです。様々なことを吸収して、成長していきたい。今、自分が先輩たちに支えられているように自分が後輩に指導でき、仕事でも、人間としても頼られるような存在になりたいです。
9:00 | 作業工程チェック
一日の作業内容確認やメールのチェックを行います。納入日程に合わせた作業スケジュール確認は必須。
10:00 | 設計の進捗確認
設計の進捗状況を同僚と共有します。チームで一つの機械を作り上げるため、情報の共有は最重要事項。
13:00 | 先輩との打ち合わせ
自分一人で判断できないときや迷ったときは、先輩に相談しアドバイスを求めます。社員同士の会話が多い職場環境はミクロン精密の魅力。
15:00 | 動作チェック
組立中の機械が、設計通りであるか、組み立てでの不具合はないか入念にチェック。細部にわたり確認を怠りません。
入社後、1年を掛けて、基礎教育が行われます。新入社員は文系も理系も関係なく、例えば機械のネジを締めるということはどういうことか、といった基本的なことから教育をうけます。そのほか、自社製品の理解を深めるため、職種ごとに座学と実践を重ねます。 (制御組立課 佐藤 奏太さん)
第二子を出産後、1年の育休を取得して2人の子育てとの両立を頑張っています。フレックス勤務や時短勤務制度などが整備されており、復職しやすい環境が整っていると思います。周りにも子育てをしながら働く女性が多く、あれこれ相談でき安心して仕事に取り組むことができます。 (調達課 米野 友花さん)