ドイツに本拠を置くベーリンガーインゲルハイムは、世界のトップ20の一つに数えられる製薬企業。「革新による価値の創出」をビジョンに掲げ、現在世界130カ国以上の市場で業務を展開しています。そのグループ企業で、グローバル生産ネットワークの一翼を担っている『ベーリンガーインゲルハイム製薬』。日本の生産拠点として、世界水準の医療用医薬品を製造しています。

世界水準の医薬品を日本のマーケットに提供

　ベーリンガーインゲルハイムは研究開発主導型の製薬企業で、全世界に拠点を持ちグローバルに事業展開しているグループ企業です。世界共通の厳格な品質方針と行動指針（コンプライアンス理念）のもと、世界各国で多種多様な医薬品を製造しています。　　　　　　　　　　　
　その日本における生産拠点で、重要な役割を担っている『ベーリンガーインゲルハイム製薬』。
　高度な製剤技術と最新鋭設備によって、医療用医薬品の製剤から包装、物流までの一貫生産体制を実現し、ＧＭＰ（医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準）に準拠した品質管理体制を確立。先発医薬品メーカーとして、世界水準の医薬品を日本国内・海外のマーケットに提供しています。

社員一人ひとりの成長をサポートする人財教育

　変化の激しい製薬業界。その中にあって、常に優れた製品を確かな品質で生産し、安全な医薬品を提供している同社が求めているのは、「状況の変化に柔軟に対応し、自ら考え主体性を持って行動できる人です」と人事担当の有路正さん。
　「社員の成長によって会社の成長が実現する」が企業の信念で、若い人財がさらに力を発揮できるよう、オンライン学習機会の提供、選択型スキルアップ研修など、英語をはじめさまざまなプログラムを用意。社員が成長するための教育システムを整えています。
　その前提として大事にしているのが、社員自身がどのようなキャリアを描きたいのかということ。将来、本人がどうなっていきたいのかと、会社としてどう成長してほしいのかを共有していくプロセスを大切にし、上司と定期的に話し合い、ステップアップしていきます。

グローバルな環境で世界の人々の健康に貢献

　外資系の企業らしく、社長や工場長も社員も、お互いに「さん」付けで呼ぶオープンな社風。多様性を大事にし、年齢や性別、学歴、国籍などに関係なく対等な関係性という企業文化があります。社員一人ひとりの違いが同社の強みであり、それを活かして協働するからこそ成長できると考えているのです。
　海外へも製品を提供する世界トップレベルの工場で仕事ができ、世界の人々の健康に貢献できる─山形から世界とつながり、自分自身の可能性を拓くことができる会社です。

広々としながらも清潔に保たれた社屋。働く環境が整い、社員も生き生きと働けます。

常に優れた製品を供給するため、世界基準のGMPに準拠した体制で生産されます。

オンラインミーティング用の個室も設置。外部の音をシャットアウトし、打ち合わせに集中できます。