老若男女に愛される老舗喫茶店が、
創業50周年を迎えま…
珈琲専科 道
掲載号:mamaid 2019年3月20日号
甘めのケチャップと、大きくカットされたウィンナーがうれしいナポリタンは、子どもから大人まで大人気の1品です♡
ナビに案内されて到着したのは、小学校の校門。「いらっしゃいませ」と昇降口から顔を出して出迎えてくれたのが、角川里山カフェすっぺ家のオーナー、鈴木英策さん。南部地区地域振興センターと呼ばれているこの場所は、2012年に廃校になった旧角川中学校。実は、鈴木さん、この場所に住み込みながらカフェを営業しているので、地元では「すずきさんち」と親しまれているのだそう。
靴を下駄箱にしまい、今にも子どもたちが飛び出してきそうな教室を通り抜けて階段を登ると、そこには図書スペースを丸ごと利用した贅沢な空間が広がっていました。
応接室で使用していたソファーセット、大学から寄贈された数千冊にもおよぶ本など、当時の備品も活用しながら、誰もがくつろげるカフェ空間にチェンジ。きっとママたち世代は、小さかった「あの日」を思い出してしまう数々のアイテムに、思わず胸の奥がほっと温かくなりますよ。
図書館を利用したカフェスーペース。大きな窓からは日差しもたっぷり。お昼寝したくなる気持ちよさです。
地域おこし協力隊として関東から戸沢村に赴任した鈴木さん。「昔からのつながりを大事にしながら、よそ者を受けいれてくれる角川が大好きになった」と、任期が終了したのちにカフェをオープン。豊富な海外旅行の経験や、横浜市内のホテルで腕をふるった経歴を活かし、本格的なイタリアンを提供しています。
地元の野菜をふんだんに使ったメニューは気まぐれ。だけど、必ず子どもたちが食べられるものを作るように心がけています。「ママと子どもが、一緒にのんびりとお茶を楽しめるスペースになって欲しい。これだけ広いので、走り回っても大丈夫ですよ」。週末は、ちょっと足を伸ばして、親子でのんびりとした時間を過ごしてみませんか?
営業日は、不定期のためfacebookにてご確認ください。
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