LIFE くらす

好きなことに打ち込み活躍している逸材をご紹介します。

Super☆Kidsを育てよう!Part2

掲載号:mamaid 2019年6月20日号

さまざまな分野で大活躍する山形の子どもたち。
子どもたちの頑張りや支えるママたちの思いはどんなものなのでしょうか。
今回の特集では、夢に向かって頑張るキッズを取り上げます。
うちの子も、目指せ!スーパーキッズ!

 

齋藤 愛心(あみ)さん(中学2年生/山形市)

チアダンス全米選手権で2部門1位!
Q.チアダンスをはじめたきっかけは?
小学2年の時に、チアダンスの特集を偶然テレビで観たんです。ポンポンを持ち笑顔で踊っている姿がとにかくかっこよくて、やってみたいと思いました。

Q.チアダンスのおもしろいと思うところは?
息を合わせて楽しく踊ったり、自分が難しいと思う技をみんなで一生懸命に取り組むところです。

Q.全国から選抜された24名で構成される「SUPER NOVA」。選ばれたときはどう思った?
正直、びっくりしすぎて…あんまり覚えていませんが、後からうれしくて泣いちゃいました。月2回東京へ通い、レベルの高い練習をしています。今年も選抜メンバーに選ばれるように、頑張りたい。

新体操の経験があるママは、身体の使い方や魅せ方など、技術的なアドバイスをすることも。
チアダンスで大切なのは、笑顔と元気。時には、一緒に大好きなアーティストのライブに出かけて、親子でパワーをチャージしています♡
2019年1月にアメリカで行われたNDAチアダンス全米オールスター選手権大会では、日本代表チーム「SUPER NOVA」の一員として見事2部門で第1位に輝きました。
2人の妹たちもチアダンスを習っているので、イベントが近くなると振りを教えてあげたり、並んでストレッチをすることも。
チアダンスの他に、ピアノも弾くお姉ちゃんは、2人にとって憧れの存在のようです。
チアダンスの特集をみて、「かっこいい」とつぶやいた言葉にピンときたんです。すぐTV局に問い合わせをし、教室を見つけました。習い始めて2週間で、バスケの国際試合のハーフタイムショーで踊ったことが印象に残っています。全米大会は、現地には行けず日本で無事を祈るだけだったので、報告を聞いた時にはうれし涙が止まらず、動画越しに映る愛心の姿に、胸が熱くなりました。パパは褒める係なので、私が厳しくなってしまいますが、こんなに熱中できることがあるのはすばらしい事だと思います。仲間に感謝し、夢を実現できるようこれからも頑張って欲しいです。

 

佐藤 莉亜(りあ)さん(小学5年生/長井市)

小学生で小説家デビュー

小学4年の少女とその叔母のひと夏の交流を描いた小説「皐月と美月の夏。」が2018年12月、小倉本莉亜のペンネームで電子書籍として出版されました。

Q.本の執筆を始めたきっかけは?
小さいころから本が好きで、短い物語を書いていました。去年の夏休み、時間があったので、ママのお古のパソコンで書き始め、インターネットのサイトに投稿しました。

Q.執筆作業の魅力は何ですか?
小説って何書いても許されるし、不可能がないところ。映画や漫画と違って、読む人によって想像する場面が無限なのが面白いと思います。

Q.これからの目標、将来の夢は?
小説家になるかはわからないです。冒険家かもしれないし、キャリアウーマンみたいなのも憧れます。今の目標は次回作を書き上げることと、「皐月と美月の夏。」を紙の本にして川崎のおじいちゃんにあげたいな。

長井市に引っ越してきた5歳の頃、5歳違いの弟・恭一郎君と一緒にフラワー長井線に乗りました。
弟とは仲良しで面倒見の良いお姉ちゃんです。
ハンモックに揺られる莉亜さん。作中でも印象的な場面にハンモックが登場します。
やりたいと思ったらとことん集中するので、小説を書いていた夏休みは夜中まで没頭することも。
出版後に交流しているYouTuberと一緒に段ボールで作った、作品に登場する海辺のゲストハウス。
小学生小説家として注目されるようになり、莉亜さんはそのことも楽しんでいます。
今娘は執筆活動に燃えているのでサポートしたいですが、どうしたらいいか私も日々悩んでいます。娘は夢中になると早口で思ったことをそのまま延々と話し続けるところがあるので、頭に言葉が浮かんだら一度落ち着いて整理してから話すように言っています。娘は私にとって、同志や親友に近い存在。1人の人間として尊敬しています。今まで通り、やりたいことをやってください。ママは莉亜さんが何を目指しても、全力で応援しますよ。

 

小笠原 華子(かこ)さん(小学3年生/長井市)

長野県新体操クラブカップ選手権優勝
Q.新体操を始めたきっかけは?
中高と新体操をしていたママの勧めで、年長の時に米沢市の新体操クラブの体験に行き、楽しくてすぐ入会しました。小1の冬から山形市のクラブ(山形RG)で練習しています。

Q.新体操の魅力は?練習をがんばれるのはどうして?
できなかったことが、何度も練習すればできるようになるのが楽しい。試合では、キラキラの衣装を着てメイクをして、みんなに見てもらえるのが嬉しいです。大会で他の人に負けたくないという思い、もっと上手になりたいという思いで練習しています。ボールが一番得意で、今はロープを練習中。いろいろな技が出来るようになりたいので、練習は全然辛くないです。

Q.これからの目標や将来の夢を教えてください。
全ての大会で1位になること。日本代表になれるように頑張りたいです。

年長の頃、新体操を始めて初の大会で優勝した時。嬉しくて、もっとうまくなりたいと山形市のクラブに入り、大きな大会でも活躍しています。
2014年12月号でmamaidの表紙に登場してくれた華子ちゃん。この時ママのお腹にいた妹も元気に成長し、3人きょうだいのお姉さんです。
ママは練習や大会の送迎で忙しく、弟妹のお世話はパパが担当。一家で新体操への取り組みを支えています。
ほぼ毎日山形市で練習があるので、平日は夕方学校から帰ると練習に向かい、帰りは9時過ぎ。
土日は、大会前になると、朝9時から夜9時まで練習ということも。ハードですが、上達するのが嬉しいと練習に励んでいます。
もともと体が柔らかかったので向いているのかなと思いますが、親がびっくりするくらい打ち込んでいます。娘には、毎日夜遅くまで指導してくださる先生方、家で待っている弟と妹、2人のお世話をしてくれるパパ、みんなの支えで新体操ができることに、いつも感謝の気持ちを持つように言っています。楽しくて、新体操が大好きという気持ちをいつまでも忘れないでね。また大会で感動の演技がみられるように、ママもサポート頑張ります。

 


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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