日本人の主食として愛される米のパンを日常に

米粉ぱんのお店 あおいそら｜こだわり素材のパン ─ ［ 米粉 ］

掲載号： ZERO★23 2024年2月27日号

• 最新のベーカリ＆こだわりパンZERO☆23パン東根市

健康志向の高まりを受け、注目を集めている米粉パン。
山形県はおいしいお米の産地で、米からパンをつくる技術にも取り組んできました。
そんな県産や地元の米粉を使ったベーカリーをご紹介！

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米粉ぱんのお店 あおいそら

震災をきっかけに福島から山形へ移り住んだ鮎川さん。パンづくりは家族みんなで行っており、13種類の生地を使い分け。小麦粉にはないしっとり、もっちりとした食感が人気を集めています。

「子どもも大人も、家族みんなが毎日飽きずに食べられるパンをつくりたいんです」と店主の鮎川さん

米粉パンのおいしさを伝えたいと毎日40〜50種類以上のパンを焼き、季節ごとの限定商品も取りそろえています。県産はえぬきの米粉を用いながら、価格を低めに設定しているのも人気を後押しする理由のひとつです。おととし春に東根市に移転してからは子どもたちの来店も増え、客層も広がりました。生地には保存料や添加物などは一切使っていないため、子どものおやつにもぴったりです。イートインスペースもあり、ゆくゆくはコーヒーの提供も考えているそう。

福島県飯舘村オリジナル品種のカボチャ「いいたて雪っ娘」を使ったかぼちゃあんぱん（210円）や季節限定のオレンジショコラ（220円）など、かわいらしいパンがずらり。

「毎日食べたくなる米粉パン」をテーマに開催された「第1回おいしい米粉パンコンテスト」で、開店当初から販売している「くるみレーズン」がグランプリを受賞。

「あおいそら」を表現したようなブルーの外観が目印。壁紙やカーテンなどのインテリアも雲や空をモチーフにしたかわいらしいテイストです。

米粉に国産小麦「ゆめちから」を加えた食ぱん（1斤370円）も人気。飽きのこない味わいです。

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