GOURMET たべる

山形の食卓には欠かせない「味マルジュウ」でおなじみ。最近はカフェのオープンなど、新たな展開も。

丸十大屋(調味料の製造 / 創業176年)

掲載号:ZERO☆23 2020年11月27日号

山形の味、ここにあり!

時代に合わせて進化する山形を代表する調味料メーカー。
江戸時代後期にあたる1844(天保14)年に紅花商として創業した、丸十大屋。その後、明治中期より醸造業をスタートしました。1964(昭和39)年に発売を開始した、だし醤油「味マルジュウ」は山形のソウルフード「芋煮」には欠かせないというファンも多いロングセラー商品です。「醤油の価格競争が激化する中で開発した商品が味マルジュウでした。煮物の味付けや水で薄めてめんつゆとして利用していただくほかに、醤油として使う方も多く、たくさんの方々に愛用いただいています」と8代目の佐藤利右衞門社長は話します。
 2018(平成30)年には、スイーツやカレーを提供する飲食スペースも設けた直営店「蔵膳屋」や、レトルト商品も製造できる工場も新設しました。また最近では、世帯人口減少に合わせた小容量化や、減塩商品にも取り組んでいます。「減塩というとおいしくないイメージが強い方も多いかもしれませんが、旨みは残したまま味を損なわないように製造しています。醤油や味噌がなくなることはありませんが、現代のライフスタイルに合わせて展開していきたいです」
 時代の変化に合わせながら、これからも山形の味を守り続けます。

味マルジュウ、みそ地蔵・減塩、ほか
空気に触れず酸化を防止するボトルに入れた味マルジュウや食塩3割カットの味噌のほか、ドレッシングやレトルトカレーなど多彩なラインナップ。

店内に商品が所狭しと。ごはんと炒めるだけでできる、山形牛使用「ビーフピラフ」や「ドライカレー」など、「ご飯の素」シリーズも人気。

ここがスゴイ!丸十大屋のスリーポイント

1.変わらぬ味

味マルジュウはかつお節・宗田節・さば節・にぼしからダシを抽出。気温や湿度の変化を肌で感じて製造し、品質を維持。

2.幅広い層に訴求

小容量の商品や減塩の調味料などラインナップは多種多様。イスラム教徒向けのハラール商品も開発しています。

3.飽くなき探究

工場内に設けられた、調味料の成分分析や商品検査をする研究室。新商品の開発にも取り組み、進化を続けています。

丸十大屋 (蔵膳屋)
マルジュウオオヤ(クラゼンヤ)

住/山形市十日町3‐10‐1
電/023(632)1122
営/10時〜17時(L.O.16時30分)※ランチ11時〜14時、スイーツ14時〜16時30分
休/土曜・日曜、祝日
駐/有


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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