【上山】探検！やまがたの街

掲載号：ZERO★23 2021年6月27日号

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上山市

ここ数年、老舗店の新商品スイーツや、新たにオープンしたカフェや文房具店などが話題を集め活気づく、かみのやま温泉街エリア。今回ご紹介した以外にも、鮮魚店やベーカリー、菓子店などが徒歩圏内に並んでいます。足湯や公衆浴場、日帰り入浴可能な旅館もあるので、プチトリップにピッタリ! 老舗と新店舗が共存し、新たな取り組みも進めながら成長する上山から目が離せません。

harappa soba&caffe

そばとスイーツ 時間を分けて２つの魅力

JRかみのやま温泉駅前に5月にオープンした新店は、そば屋とカフェ、2つの顔を持つお店。お昼はそばタイム。バジルのペーストをそばつゆに合わせた、つけだれが爽やかな「バジルそば」はぜひ味わいたいひと品。14時半からはカフェタイム。ふわふわのスフレパンケーキや、県内では珍しいクレープシュゼットで、甘い時間を楽しんで。

すふdora（いちご 380円、抹茶バナナ 350円）。スフレパンケーキでフルーツをサンド。テイクアウト可なので、ちょっとした手土産にも喜ばれそう。

姫の湯 伊勢屋

温泉卵が人気沸騰中 食べ歩きにはトリュフ塩!?

明治時代にはいくつかの旅館が製造していたという、かみのやま温泉の温泉卵。一時期、生産が途絶え、40年ほど前に伊勢屋で復活し地元の方を中心に愛されてきました。昨年頃からはツイッターでじわじわと人気が広がり、メディアで紹介されたことを機に今では行列ができるほど。プルンとした食感と濃厚な味にリピーターも多いそう。

湯温が62～63度のかみのやま温泉の源泉を使い約3時間かけて製造。おととしからは半澤鶏卵の卵「出羽の郷 名水赤がら」を使用。トリュフ塩をふりかけた食べ歩き用の温泉たまごは1個100円。店舗前の足湯に座って食べる人も。持ち帰りは4個250円、8個500円。

中條屋

 

温泉街の老舗まんじゅう店があんこや黒蜜を使いスイーツ販売

上山の定番土産「中條饅頭」で知られる老舗和菓子店がおととしの夏からソフトクリームの販売をスタートしました。まんじゅうのあんこをトッピングしたり、皮に使用している黒蜜をかけたりするなど、中條饅頭のおいしさを楽しめます。中にはまんじゅうの天ぷら付きソフトクリームも。老舗の和スイーツが街歩きに涼を添えます。

今夏からは「つぶあん」を添えたソフトクリーム（コーン380円・カップ420円）の販売を開始。ソフトクリームは若い人にも人気だそう。

 

おにぎり　ろくさん

おこめ屋さんが贈るおふくろの味のおにぎり

減農薬の米を販売する米店が営むおにぎり屋です。人気は、毎日午前中に仕込む焼きおにぎり。炭火を使い、焦げないようにつきっきりで、じっくりと丁寧に焼きをいれていきます。数量限定でつくっていますので、確実に食べたい方は事前に電話でのお問い合わせがおすすめ。「おにぎり」と書かれたノボリを目印に訪ねてみて。

上山市が運営し、無料で利用できる二日町駐車場近くの路地を入った場所にあります。趣のある店内でホッとした時間を過ごせます。

おにぎりセットは、おにぎり2個とみそ汁などが付いて450円。具は梅、鮭、明太子なども選べ、単品での購入も可能です（1個120円）。

 

篠原精肉店

ひと口食べれば肉汁ジュワ！リーズナブルな価格で惣菜も人気

A5ランクの雌の山形牛や米沢豚一番育ちなど上質な県産肉を購入できる、1977（昭和52）年創業の精肉店。地方発送もでき、全国に山形の肉を販売しています。また、赤身もも肉の「会津の馬刺し」や、山形牛をはじめとした国産食材でつくったメンチカツやコロッケなどの惣菜も人気。街歩きで小腹が空いたら、軽食に買ってみてはいかが。

惣菜の一番人気は大ぶりなメンチカツ（130円）。そのほか、牛肉コロッケ（120円）や、ニンニクなど不使用のからあげ（100g200円）も。

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