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【白鷹】探検!やまがたの街

掲載号:ZERO★23 2021年6月27日号

白鷹町

白鷹に残された古民家。新たな使い手たちが、ホテルやカフェに生まれ変わらせ、交流の場所をつくっています。和紙漉き体験や、飲食スポットとともに訪ねてみませんか。白鷹山や朝日連峰などの気高い山々に抱かれ、母なる最上川が流れる地。白鷹町には隠れそば、あゆ、養蚕、深山和紙、紅花など、古くからの文化が残っています。

イタリア料理 SIATTACA


▲ 旬の白鷹産ミニトマトを使ったトマトソーススパゲッティーニ。ほかに9種類のパスタあり。セットがおすすめ。

パスタが見えないほど、 ミニトマトたっぷり

たくさんの野菜を生産する白鷹町。冬期を除いて出荷されるトマトは、すばらしいポテンシャルを持っています。有名イタリアンの店で修業後、この地に店を開いた安達シェフは、ミニトマトを日本の紅をつくる町・白鷹にふさわしいパスタに仕上げました。白鷹産野菜の前菜盛り合わせが付いた、チョイスランチとしてご堪能ください。

DATA.
西置賜郡白鷹町荒砥乙553-1
TEL/0238-85-0910
営/11:30~14:00、18:00~21:00
休/火曜
駐/有

そばきり八寸


▲ 天せいろ(1,600円)。香りのいいそばと、サクッと揚がった天ぷら。春は山菜、秋からは特大しいたけなど、季節ごとにかわります。

丁寧に自家製分した、香り豊かな手打ちそば

白鷹は民家の居間でそばを提供する、「隠れそば」の里であり、個性的なそば屋が多く存在します。

そば粉は自家製分しており、福井県さんに5%ほどつなぎを入れたものと、山形県産を使った十割の2種類を提供。接待でも利用されるお店です。

「そばきり八寸」は長井市内で22年営業したあと、店主・小形さんの自宅へ移転しました。

西置賜郡白鷹町浅立3589-1
TEL/0238-85-1083
営/11:00~14:00
休/不定休
駐/有

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▲ オーナーの田勢秀康さん。オープンは2019年4月。宿泊は1泊4,000円基本は自炊です。

田舎のよさを再認識させてくれる、ゲストハウス&カフェ

白鷹の町の山沿いエリア・黒鴨。築130年の古民家の風格を残しつつ、今の暮らしの快適さを楽しめるよう、リノベーションしています。椅子は窓の外を眺められるように置いてあり、草や木の緑が額に入った絵のようです。雑貨店やアクセサリー店の出張販売、フードコーディネーターによる限定ランチなどのイベントを、ひっそりと開催しています。

カフェメニューはフルーツ添えパンケーキとコーヒー(1,500円)、お食事(カルボナーラ、ミートソースなど)はサラダ・コーヒー付(1,800円)。

西置賜郡白鷹町黒釜353
TEL/090-4273-3423
営/10:00〜17:00
休/火曜、不定休
駐/有

くらしnoie蔟mabushi


▲ きまぐれカレー(850円)。タイ風またはインド風のカレーは水を使わず、トマトや素材のみで仕上がるから、シンプルな味なのに旨味があります。

懐かしくて、新しい暮らしに出会うカフェ。

地域おこし協力隊として活躍してきた、遠藤さんと茅野さん。地元の人たちの協力を得て、築150年の古民家をリノベーションした蔟です。メニューは、近くで採れた旬の野菜をふんだんに使ったワンプレートランチ「蔟プレート(900円)」か、野菜を中心にしたアジア風の「きまぐれカレー」を。イベントも始まっているのでSNSでチェックして。

野菜づくり、漬物づくり、山菜やキノコ採り、そば打ち。さまざまな達人との交流からできた宿。民泊はただいまお休みしています。

西置賜郡白鷹町中山830
TEL/0238-87-3770
営/11:00〜17:30(L.O.16:30)
休/不定休
駐/有
※ご来店の際はSNS、ブログで営業日をご確認ください。


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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