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Baguette List｜話題のニューフェイス

掲載号： ZERO★23 2024年2月27日号

• 最新のベーカリ＆こだわりパンZERO☆23パン米沢市

2023年にオープンし、話題を集めるベーカリー8軒をピックアップ!
各店の素材や製法へのこだわり、オープンまでのヒストリーを紹介します。
初めて訪れる際には、店主が選ぶおすすめパンBEST3にもぜひ注目を。

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Baguette List
2023.11.4 OPEN!         

レジの横には2種類のバゲットとハード系のパンが並びます。お客さんの多さと熱気で、店内は別空間のよう。入店者数を制限する場合もあります。

黒い外壁のパン屋がオープンしたのは昨年11月

近くには米沢女子短期大学があり、学生用のアパートや住宅が並ぶ、落ち着きあるエリアです。店は平日にも関わらず、開店直後からお客さんがひっきりなしに入ってきます。オーナーの情野恭孝さんは米沢市出身。上京して専門学校で製パン技術を学び、パン業界の有名店やパン屋開業の専門会社で、パン屋の立ち上げを行いながら、日本を代表するパンの名店で働いてきました。店名のバゲットリストとは、生きているうちに自分がしたいことを書き出したもの。「パン屋を開業するのが人生でやりたいこと」だったそうで、31歳でそれを実現させました。

　店ではつくるパンに応じて16種類の小麦粉をブレンド。天然酵母やイースト、ルヴァン種などを使い分け、115種類ほどをつくります。バゲットは2種類を用意。大きなクープが美しい「バゲット・トラディッション」は小麦の香りが抜群で、食べ進めるほど味わいが深くなっていきます。噛みごたえを楽しみたい方には、固いバゲット「Bバゲット」がおすすめです。バゲット好きならぜひ食べ比べを。

　恭孝さんは店内の様子に気を配ばりながら、ずっとパンを焼き続けます。よきパートナーであるのが妻・思保さん。同じく製パンの技術を学んでおり、一緒にパンの製造を行っています。恭孝さんは「多くの方のおかげで開業から一つひとつ夢を叶えています。今年は季節のイベントに合わせたパンを焼いていきたい」と話してくれました。こだわりのパンを買いに、米沢へ出かけてみませんか？

おすすめパン BEST.3

シンプルなクロワッサン（190円）はバターの香りが抜群。素材との相性のよいパンオショコラ（200円）も人気です。

食事系やカンパーニュ、ハード系をアレンジしたものなど、恭孝さんが人気店で学び、改良してきた自慢のパンがずらり。

水を一切使わず、高畠ワイナリーの赤ワイン100％を使った土・日曜限定発売の「スペシャリテ」1ｇあたり4円。

パンを焼く傍ら、スタッフはミルクフランスにクリームを絞り、フレンチトーストをつくるなどの作業を行います。

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