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定番から変わり種まで、店ごとに趣の違う一杯を紹介します。

夏に欠かせない冷たい肉そば|Part1

掲載号:ZERO★23 2024年7月27日号

いまや全国区になりつつある、冷たい肉そば。
夏といったら、やはりこちらを忘れてはいけません。
なんなら夏だけでなく、冬でも「温」より「冷」を選ぶ傾向にあるのが我ら山形県民です。
定番から変わり種まで、店ごとに趣の違う一杯を楽しみましょう。


定助そばや


肉そば 850円
そばの香り高く、なめらかな喉ごしの二八そば。噛みごたえある親鳥の食感がクセになり、夏の暑い日にも食欲がかき立てられます。

先代の味を受け継いで、確かな味を提供

冷たい肉そばの発祥地、谷地にある老舗の「定助そばや」。3代目と4代目が受け継いだ味と看板を守り、一年中変わらぬ人気を誇る肉そばは、とくに暑い季節にオーダーが集中します。喉ごしよく、つゆの味わいを引き立てる田舎そばは自家製。鰹と昆布などでとったメインのダシに、鶏肉を煮込んでとった濃厚な鶏ダシを効かせた醤油味の甘いつゆが抜群の相性です。福井出身の3代目ご主人は、地元名物のおろしそばも提供しており、こちらも夏にはぴったり。4代目こだわりの中華そばにもファンが多く、ラーメン好きが数多く訪れます。

定助そばや
住/西村山郡河北町谷地ひな市2-3-7
電/0237-72-3306
営/11:00〜15:00
休/金曜
駐/有

肉そば・鳥中華 ざぶん


肉そば 900円
薬味にはホワイトペッパーと一味唐辛子をぜひ。ダシの味が引き立つ「鶏油なし(すっきり味)」も選べます(通常はこってりで提供)。

鶏の旨みを凝縮したスープに、太めの田舎そば

民家が並ぶ一角に建つ、カフェのようなおしゃれな佇まいの一軒。肉そばと鳥中華が二大看板メニューで、休日には多い時で100人もの来店客でにぎわいます。鶏と鰹の合わせダシに親鳥の旨みと鶏油のコクをきかせた自慢の肉そばは、殻ごと挽いた挽きぐるみの太めの田舎そばと相性抜群。親鳥はもも肉のみを使用し、歯ごたえがありながらも食べやすく、噛むほどおいしさが広がってやみつきになる一杯です。9月までは数量限定でだしそばも提供。

肉そば・鳥中華 ざぶん
住/山形市桧町3-9-2
電/023-600-4187
営/11:30~15:00
休/月・火曜
駐/有

そば処 花いずみ


レモン肉そば 850円
レモンの酸味がほどよく、品よくまとめられた一杯。しその花穂は箸でしごくように散らし、薬味としていただきます。

レモンでさっぱりさわやか、アレンジ肉そば

定番の肉そばとはひと味違った、女性人気の高いメニュー。親鳥でダシをとったコクのあるスープにレモンのさわやかな香りと酸味が溶け合い、清涼感あふれる味わいを堪能できます。見た目も涼しげで夏にぴったり。県産「でわかおり」で自家製麺したそばは、やや太めに仕上げています。歯ごたえのある親鳥、紫玉ねぎのしゃきしゃき感など、食感の違いも楽しみながら味わって。親鳥を炙ってトッピングした、炙り冷たい肉そば(800円)も好評。

そば処 花いずみ
住/東根市神町西5-2-14
電/0237-48-8713
営/11:00〜15:00、土・日曜、祝日11:00〜16:00 ※なくなり次第終了
休/水曜
駐/有


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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