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銀山温泉の名は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた
「延沢銀山」の名称に由来。

銀山温泉Part1|秋の湯のまち散歩

掲載号:ZERO★23 2024年9月27日号

大正時代には 湯治場としても栄えました。

洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、日が暮れるとガス灯が灯るノスタルジックな風景はさながら映画『千と千尋の神隠し』の舞台のよう。足湯や共同浴場は日帰りでも気軽に銀山の湯を満喫でき、食べ歩きできるグルメも充実しています。そして、秋は紅葉スポットに早変わり。冬は深い雪に覆われる山間の秘境にありながら、観光客で最もにぎわいます。目の前に広がる壮大な雪景色を目当てに、台湾をはじめ多くの外国人観光客も訪れる人気の地です。日帰り観光には、大正ろまん館から温泉街までのシャトルバスが便利。

瀧見舘|日帰り温泉

白銀の滝を望む壮大なパノラマ、開放感あふれる露天風呂

高台に立ち、木立に囲まれた眼下に滝を望むロケーション。山の息づかいが感じられる眺望が自慢の展望露天風呂は、日帰り入浴も利用できます。極上の開放感を堪能しながら、含硫黄ナトリウム塩化物硫酸塩泉の湯に身をまかせてゆったりと湯浴みを楽しんで。日帰り入浴の利用は月・木曜を除く11〜15時(受付11:00〜14:30)。大人1,000円、小学生以下500円(小学生未満無料)。

瀧見舘
住/尾花沢市銀山新畑522
電/0237-28-2164

白銀公園|紅葉スポット

写真提供/尾花沢市

温泉街の奥には徒歩1時間ほどの散策路が整備。入口には落差22mの「白銀の滝」があり、対岸の展望台からは水しぶきの心地よさを感じることができます。鉱山として栄えた抗洞跡や渓流のせせらぎを楽しめる洗心峡もあり。

和楽足湯|足湯

温泉街の中心を流れる銀山川にはいくつも橋がかかり、白銀橋の近くには無料の足湯も。源泉かけ流しの湯はやや熱め。ほんのり硫黄の香りが漂います。川のせせらぎや景色を眺めつつ、カリーパンや豆腐を味わうもよし。

和楽足湯
利用時間/6:00~22:00
電/0237-28-3933(銀山温泉観光案内所)

しろがね湯|共同浴場

写真提供/尾花沢市

モダンな造りながら、周囲の風景にも溶け込む建物は国内外で有名建築物の設計に携わる建築家・隈研吾氏のデザイン。1階と2階に浴槽がひとつずつ。2階では景色を眺めながら浸かれます。大人500円、小人200円。

和楽足湯
営/9:00〜16:00(最終受付15:30)
電/0237-28-3933(銀山温泉観光案内所)
休/不定休

最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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