掲載号:ヨミウリウェイ 2019年8月10日号
町役場のとなりに小さな動物園。もともとここには保育所があり、地域の子どもたちへの情操教育の一環として怪我をした鳥獣類を保護してきたことがきっかけに。
その後保育園は閉鎖されましたが、児童動物公園は存続。飼養頭数を増やし、現在はおよそ30種150匹に。年間約4万人の方が訪れるそうです。
園のアイドルことツキノワグマの「わっこ」ちゃん。 | |
取材時はクジャク繁殖期。こんな姿も見ることができました。 | 園内にはこどもたちが書いた壁画も。 |
園内はぐるりとまわってだいたい30分。ちょうどいい広さ。 | 縦横無尽に駆け回るうさぎたち。 |
現在飼育を担当するのは4名。何気ない一コマを撮って上げるようにしています。飼育は満遍なくすべての動物の面倒をみるような形になっていますが、それぞれの推しがいたりもしますね(笑)。
動物の成長はとても早いので、日に日に大きくなっていく姿を見られるのは、この仕事の楽しみでもあります。
河北児童動物園は、動物園としての機能のほか、山形県鳥獣類救護所として山形県から委託を受けた施設でもあります。野生で傷を負ったり、何らかの理由でこちらに保護されてきた動物も多いのです。お子さんに命のたいせつさに触れていただければ幸いです。
また街中にあって、無料で気軽に遊びに来られるのはここならでは。ぜひ、お越しくださいね。
住/西村山郡河北町谷地戊81
電/0237-73-5162
営/終日
休/無休
最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。