大自然の歴史を感じる巨大鍾乳洞で遊ぼう！

ちい旅 福島県田村・三春編

掲載号：mamaid 2018年9月20日号

• mamaidちい旅ファミリー福島県

日本三大滝桜で有名な福島県三春町。
自然豊かな三春町とその周辺にはファミリーで楽しめるスポットもいろいろ！
自然に触れ合う里山ドライブ旅を楽しみに、さぁ出かけよう！

あぶくま洞

約8,000万年もの年月が創った、大自然の造形美。全長600メートルの洞窟内に、種類と数の多さは東洋一といわれる鍾乳石が続き、洞内最大のホール「滝根御殿」や、日本初で舞台演出用ライティングを仕掛けた「月の世界」など、見どころがいっぱい! 不思議と感動の地底ファンタジーを、たっぷり楽しもう。

mama point ●一般コースは約40分、探検コースは一般コース＋約10分の所要時間なので、トイレは先にすませておこう。 ●滑りやすい場所もあるので、歩きやすい靴がgood。 ●側溝にフタがない部分もあるので、気をつけて歩こう。 ●急なトイレや具合が悪くなったときは非常通路もあるので、そんな時は洞内にいる係の人に声をかけてね。

探検コース入り口 探検コース 入り口一般コースの途中から分かれ、より冒険気分を味わえる追加のコース。120メートル先の滝根御殿で一般コースと合流します。	月の世界 最後を飾るのが、奥まった空間に広がる月の世界。ここでは主だった鍾乳石のすべてが見られます。日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムを導入し、色のライティングで一日の移り変わりを表現しています。
クリスマスツリー 洞内第二のホール「竜宮殿」で見られる、クリスマス型の巨大石筍。側面が小さなつらら石や石筍で飾られ、その見た目はまさにクリスマスツリーのようです。	滝根御殿 現在の公開部分最上層にある、高さ29 mのあぶくま洞最大のホール。光の演出が美しさとスケール感をさらに引き立てています。

鍾乳洞のQ&A

鍾乳洞は何でできてるの？

必要なものは、雨水と石灰岩です。おおまかに説明すると、雨水は大気中や地中の二酸化炭素を吸収して酸性になります。一方、石灰岩は酸性の水に溶ける性質があります。この二つが出会い、酸性の雨水が長い年月をかけて石灰岩を溶かしてできた洞穴が鍾乳洞なのです。

鍾乳石はどうやってできるの？

石灰岩を溶かした酸性の水には、炭酸カルシウムが溶け込んでいます。鍾乳石は、この地下水に溶け込んでいた炭酸カルシウムが、洞穴の天井や壁面などを流れるときに再び結晶してつくられます。つまり、地下水に溶けた石灰分がもう一度固まったものが鍾乳石なのです。

鍾乳石にはどんな種類があるの？

鍾乳石は1cm成長するのに70 年～100年かかるといわれています。このようなはるかな時を経てつくられる鍾乳石は、その形によって様々な種類に分かれます。主なものは、天井から水が落ちる時に石灰分が天井に残ってできた「つらら石」や「鍾乳管」、床に落ちた水の石灰分がたけのこのように堆積した「石筍（ せきじゅん）」、つらら石と石筍が伸びて柱上につながった「石柱」などがあります。

売店のおすすめ商品

山ぶどうミックス…350円 あぶくま高原産の山ぶどうと濃厚バニラのミックスソフト。

あぶくまの化粧水…1,280円 あぶくまの天然水50%使用。アロマオイル成分、コラーゲン等を配合した人気商品です。

貯蔵ワイン(北醇)…2,000円 地元特産の山ぶどうを100%用。あぶくま洞で貯蔵したワイン。

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