掲載号:mamaid 2019年5月20日号
子どもの成長はあっという間。毎日色々あるけれど、なんでもない日常こそが貴重なのかもしれません。
そんな大切に残しておきたい日々の出来事を、イラストエッセイで綴っていきます。
息子がプログラミング教室に通い始めました。プログラミングとは、コンピューターに指示を出したり動かしたりする技術のこと。何やら難しそうだけれど、スマホや電気炊飯器、自動車など私達の身近なものに広く使われています。
2020年から小学校の必修科目になることもあり、子育て世代にとってちょっと気になる存在。息子が通う教室では、ブロックでロボットや車などを組み立てて、コンピューターを操作してそれらを動かしながらプログラミングを学びます。ブロックもゲームも大好きな息子は、参加した体験教室で「自分で組み立てたものが動くなんてすごい!」と、すっかり心奪われたのでした。
まだプログラミング歴は浅いけれど、手の平サイズに組み立てたブロックから「これはクレーンになって、ビルの4階にいる人も助けられるんだ!」と、壮大なオリジナルストーリーを語る息子を見ると、親バカではありますが、好きなことはどんどん伸ばして欲しいと思います。親のエゴかもしれないけれど、せっかく習い事をするのであれば、技術を習得するだけでなく人間面も磨いていって欲しい。幼稚園や保育園、学校以外にも居場所があること、いろんな大人や子どもがいることも知って欲しい。その上で、習い事で得た経験が将来の夢なんかにつながったら嬉しいけれど……少し欲張り過ぎですかね。とにかく、これからも息子が教室に楽しく通えるように私は送迎を頑張るのみです。
ごんどうまゆ
1986年生まれのイラストレーター。山辺町出身。夫と息子と3人暮らし。 |
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