LIFE くらす

遊びながらできる

親子の体幹トレーニング

掲載号:mamaid 2019年6月20日号

運動不足と感じていても、体を動かす機会がないと思っている人も多いはず。
トレーニングは辛くて続かない…でも、遊び感覚なら楽しくできそうですよね!
運動が苦手な人でも大丈夫。親子でできる体幹トレーニングを教えてもらいました。

おしえてくれた人

フリースポーツインストラクター
瀬戸綾子さん
日本女子体育大学卒業後、(株)ベネッセスタイルケアにて運動指導、講習会講師を務める。
現在は、フリーのインストラクターとして山形中心に活動中。

体幹トレーニングは、高度な運動技術が必要ないので、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い年代ができるのも魅力。
※オヤコ・ア・フィットでは、自重(自分の体重)を使ってできるので、思いたったらその場でできるものばかりですよ。
※オヤコ・ア・フィット=遊びながら動いて体幹トレーニングの重要性と楽しさを伝える、親子の運動プログラム。

体幹を鍛えるメリット

姿勢がよくなることにつながる。
肩こりや腰痛の改善も期待できる。
基礎代謝が高くなり太りにくい体 につながる。
効率的に長時間の運動もできるよ うになり、疲れにくい体になる。
全身で衝撃を吸収でき、力を逃が すのが上手くなり、ケガしにくい。

 

LET’S TRY

まずは、ウォーミングアップをしよう!

ラジオ体操のような動きでOK! アキレス腱を伸ばすときは、かかとが浮かないように!

1.みんなで円になって
手をつないで円になり、跳ねながら右回り→左回りでぐるぐる回る。
声がけ「1、2、3、4、5、6、7、8」足を前後に開き、声がけと一緒に左右の足を入れ替える。徐々に早くしていく。声がけ「1、2、1、2…」
2.バランスドームでバランス感覚を磨こう
親子で手を繋いで、スクワット10回。バランスドームはスポーツ用品店で購入できますよ。 片足立ちで10秒カウント。丸い面を上にしても下にしても使えます。親子でバランス対決してみよう!
3.アクアポールを使ってジャンプ!
一人がポールを動かして、他の人が順番にジャンプ。アクアポールは、当たっても痛くないのでチャンバラごっこにも◎。 ジャンプしたらしゃがんで、頭上のポールを避ける。アクアポールは、100均をチェックしてみて。新聞紙を丸めても代用可。
4.この体勢、見た目以上にハード!
向かいあって、腕立て伏せポーズをする。左右交互に握手する。
子どもを背中にのせるとかなりハード…。この体勢で横に進んでも◎。
5.夜寝る前に布団の上で試してみよう
向かい合って座り、足の裏をくっつけて左右の足を交互に押しあう。
終わったら、今度は両足同時に押しあう。手を繋ぎながらもTRYしてみて。
終わったら軽くストレッチをしておしまい!

 

感想
麗江さん
トレーニングと聞いてもっとハードで大変なイメージでしたが、楽しく動けてリフレッシュ!
子どもも大満足でした♪
美加子さん
子どもたちと楽しみながらトレーニングができて、とても良かったです。
久しぶりに動いた私にもできました!

 

子どもの運動お悩みQ&A

子どものかけっこトレーニングもしている綾子さんに、子どもの運動にまつわる質問に答えてもらいました。

Q1.運動が苦手なうちの子。走るのが遅くて、素直にほめられません…。

A.腕振りがきれいだったね。足がよく上がってたね。ダイナミックな走りだったね〜かっこいい! など、褒めるポイントはたくさんあります。
走るのが遅くても、ボール投げや平均台が上手な子。動作はゆっくりだけど集中している子もいます。
トランポリンや公園で走りまわるなども運動。子どもが「楽しい!」と感じる環境で得意な動きを見つけましょう。

Q2.運動系の習い事を始めるおすすめの年齢はいつ?

A.3〜8歳は、“プレゴールデンエイジ”と呼ばれ、運動に関わる神経系がぐっと発達する時期。楽しくさまざまな運動体験をすることが大切です。
サッカーや野球など、特定の競技に絞るのは、8〜12歳頃までの間がよいと言われています。とはいえ、本人が「やってみたい!」と思ったタイミングで始めるのがオススメ。「楽しい」を伸ばしてあげましょう。

Q3.運動能力を伸ばすために家庭でできることは?

A.走る・跳ぶ・転がる、など体ひとつでできる単純な動きでOK。
今回紹介したような、親子で楽しく体を動かすことから始めてみてくださいね。

 


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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