大切に残しておきたい日々の出来事を、イラストエッセイで綴っていきます。
ごんどうまゆの嬉々にっき
掲載号：mamaid 2019年11月20日号
子どもの成長はあっという間。毎日色々あるけれど、なんでもない日常こそが貴重なのかもしれません。そんな大切に残しておきたい日々の出来事を、イラストエッセイで綴っていきます。
暮らしを支える手帳
子どもの頃から手帳が好きで、アイドルやファッション誌の切り抜きを貼って遊んだり、日記を書いたり、大学生になってからは課題やバイトの予定を記したりと、その時々で使い方を変えながらつきあってきました。
そして現在、仕事や家庭、子どもの予定を把握するために、やっぱり手帳が活躍しています。例えば、粗大ごみの収集日や子どもの習い事、保護者会、提出物関係など……ひとつひとつは大変ではないけれど、そういった細々とした予定が重なると、ソワソワ落ち着かない気持ちになってきます。でも、手帳に書いて、見て、把握することで、「大丈夫、大丈夫!」って思えてくるんです。献立、贈り物、買い物リスト、お金のこと……私の手帳はメモでいっぱいです。
あとは、節目ごとにやりたいことリストを書くことが密かな楽しみ! ひとりの時間にゆったりとお茶を飲みながら手帳を広げて、「ひとり旅をする」という子育て中の身には大きな夢から、「こまめに歯医者に行く」というささやかなものまで、思いついたことをバーっと書き出しています。誰にも見せないので、胸に秘めている野望や、恥ずかしくなるような本音も書くのがポイント。見返したときに「あぁ、私、こんな風になりたいのね」と自分を知ることができてスッキリします。スケジュールもやりたいことリストも、気持ちを整えるために書いているのかもしれません。よし、そろそろ来年の手帳を購入するとしよう。
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ごんどうまゆ 1986年生まれのイラストレーター。山辺町出身。夫と息子と3人暮らし。 日常に癒しを求め、ベランダで植物を育てている。 |
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