技術というバトンを、継承していくために
技術というバトンを、継承していくために
掲載号:ヨミウリウェイ 2018年2月号
幾多のブランドとの取引から様々な技術を吸収し、成長してきた奥山メリヤス。しかし、安さと早さが求められ、日本のニット生産は海外に移されるようになってきたのです。「これまでの技術をカタチにして結果を出さなければ、この流れは変わらない」ファクトリーの3代目、奥山幸平さんは自社ブランド・バトナーを立ち上げます。自社ブランドなら、サンプル製作に時間をかけることができ、糸の段階から太さをデザインし、形と機能性を融合させることができるのです。目指すのはシンプル、ミニマムのひと言では語れない、大切にされるニット。可能な限り良い素材を使い、時間をおしまないモノづくりは、暖かさと軽さ、驚くほどの心地良さとなり、人気セレクトショップで取り扱われています。
- 2016 秋冬コレクション。
- レディースセーター。
- レディースセーター。
- バトナーの代名詞となっているのが畦(あぜ)目。通常の編地に比べ厚みが出て豊かな風合を出す事が可能。
- 若い女性の職人さんが多いのに驚きます。
- 編み上げたパーツを引き継いできた伝統的な縫製手法で繋ぎ合せています。
- とても時間をかけて丁寧に編立を行う。
- バトナークリエイティブディレクター奥山幸平さん。
VOICE FROM TOKYO:BATONER
株式会社ユナイテッドアローズ Steven Alan (スティーブン アラン)
シンプルで着心地の良いアイテムとスタイルを提案する「スティーブン アラン トーキョー」(※オープン当初)
目で見て触れて分かる 質感の良さが魅力
BATONERのニットは、見た目だけで伝わる質の良さが特徴です。畦(あぜ)一つとっても編みの表情や質感など、他とはクオリティが違うんです。糸からオリジナルで開発したり、妥協を許さない丁寧なモノ作りへの姿勢が、質の良さに現れているのだと思います。もちろん、手触りや風合いの良さも魅力。一度試着したお客さまは、着心地の良さに表情が明るくなり、即決される方が多いですね。良質なものを求める本物志向の方に人気です。
株式会社ユナイテッドアローズ Steven Alan Japan 課長 兼メンズMD 榛葉洋平さん
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