今年の4月中旬から鈴成果樹園でさくらんぼアルバイトをされている亜希子さん。
一番下のお子さんはまだ保育園に入ったばかり。4人の子育てとさくらんぼアルバイトの両立を頑張るママをCherry&Mammy(チェリマミ)で取材してきました。
※さくらんぼの生育状況や農家さんによって作業内容は異なります。
7:30 次男保育園に送迎
8:00 さくらんぼを詰める作業
12:00 お昼休憩
2階の休憩スペースでみんなで昼食休憩をとります。料理や山菜の話で盛り上がります。
13:00 葉摘作業
17:00 お仕事終了
水・金曜日は長男・長女・次女の習い事があるので、16時半に帰宅します。
17:30 保育園のお迎え
鈴成果樹園でお世話になる前にも、さくらんぼアルバイトは何度かしていました。またこのアルバイトをやろうと思ったのは、次男がまだ保育園に入ったばかりで体調を崩しやすく、シフトの融通がきくからです。鈴成果樹園で働き始めの頃、1週間で2回保育園から呼び出しがあったのですが、鈴木ご夫妻は嫌な顔せず柔軟に対応してくださいました。本当にありがたかったです。
さくらんぼアルバイトは経験ありますが、葉摘作業は鈴成果樹園で初めて経験しました。葉摘作業は、果実にしっかりと太陽の光を当て、真っ赤な美味しいさくらんぼを育てるのに必要な作業です。農家さんによってお手伝いする作業内容も違いますし、詰め方も違うので、新しい発見も多くあります。
箱詰めする際はサイズの他に色味や柔らかさなども選定しなければいけないので、判定が難しい時はベテランの先輩方に助言をいただいています。さくらんぼは1粒1粒個性があるので、同じ作業をしているように見えてとても頭を使います。「この実はここに入れようかな」と考えながら綺麗に仕上げていくのが楽しいです。
このアルバイトをしていると農家さんからさくらんぼをもらえるのもいいところだと思います。私の長男と次男はさくらんぼが大好きなので、お土産で持って帰ると取り合いをしながら食べます。最後の一粒をどっちが食べるかでバトルをしているのを見ると平和だなと思います。
さくらんぼのアルバイトは短期間のお仕事なので、作業が終わりに近づくと寂しくなります。でも来年同じ果樹園にお手伝いに行った時に、顔見知りのメンバーに会えると会話も弾みます。もちろん長期雇用でない方もいらっしゃいますので、人との出会いは一期一会です。さくらんぼのアルバイトは山形ならではの仕事なので、期間限定ですがぜひおすすめしたいです。
今回の取材では、東根市にある鈴成果樹園を経営されている鈴木さんご夫妻にご協力いただきました。「さくらんぼのアルバイトは自分にはできないと思っている方が多いと思いますが、やってみると結構覚えられるものです。未経験者でも大歓迎ですね!」と準一さん。鈴成果樹園のアルバイトメンバーはベテランが多いので、若い方に改めてやり方を聞かれると今までの作業を振り返るきっかけにもなるそうです。
また、鈴成果樹園では、アルバイトの人が安全に働けるよう、高いところに登る仕事は男性にやってもらったり、作業前の検温・消毒を徹底しているそう。従業員の働く環境も気に掛けてくれる農家さんだと安心して働けそうです。
記事:佐藤夏美
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山形県さくらんぼ労働力確保プロジェクト
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