熟練の技とこだわり、
豊かな庄内浜の魅力を味わって。

酒田の寿司屋｜港町・酒田でお寿司を食べる！

掲載号：ZERO☆23 2022年6月27日号

• やまがたサマーガイド2022ZERO☆23寿司酒田市

大和寿司

北前船（上） 2,100円

何度も足を運びたくなる！ 地元客に愛される寿司屋

アットホームな雰囲気の「大和寿司」は、舌の肥えた地元民が足繁く通うお店。二代目の菅原太さんによると「一人でいらっしゃる方や若い世代のお客さまも多い」そうで、肩肘張らずに江戸前の粋が楽しめます。地魚を中心とした厚切りの新鮮なネタ、シャリには庄内のササニシキを使用。それらが口の中で一体となり、ほどけていきます。握りは1,200円〜で、日替わりの12貫・鉄火巻き・玉子が入った「おまかせ握り」（3,500円）も評判です。

旬の地魚をはじめとした寿司8貫、巻物、だしまきが付いた上握り。
本日のネタはマコガレイ、夏イカ、キス、ノドグロ、ウニ、サザエなど。

こい勢

特選旬のおまかせ握り10貫 3,300円

素材を生かし、五感で楽しむ四季折々の旬の味わい

ここは自然を楽しんでいただく場。四季を感じてもらえれば」。そう語る大将、鈴木福好さんの手のひらから生まれるのは、素材のおいしさを最大限に引き出した握りの数々。ゆず胡椒ポン酢でコチを味わったり、塩でいただく炙ったノドグロの香ばしさを楽しんだり。ここに集まるのは、その時の旬を楽しみに通う、県内外のリピーターばかりです。夜になれば、飲みながらしっぽり寿司をつまんでいく人も。季節が移ろうたびに恋しくなる一軒です。

ゆず塩でいただく夏イカ、ウマズラハギの肝のせ、ガサエビなど庄内浜の旬が主役。
味付けまで演出してくれるので、そのままパクリと。

すしまる

その日のおまかせ地魚握り 2,000〜3,000円

庄内浜の白身魚の力をあたたかなもてなしの中で

運がよければ、並ぶ地物の白身魚は10種類以上。気さくな大将・丸山さんに「せっかくだから手で食べてみな」と食べ方を教わり、指先でつまんで頬張れば、なるほど納得！ しっとりしたネタの感触と、ほんのり温かな米粒一つひとつまでが感じられ、指の先でも味わえることに新鮮な驚きを感じます。お客さんの好みや、食の進み具合で一番おいしく寿司が味わえるよう心を配ってくれて、また帰ってきたくなる幸せな余韻がいつまでも胸に残ります。

ノドグロやソイ、ショウサイフグなど庄内浜の魚を中心に。
魚の値段が日によって変わるため、価格はその時々で変わります。昼は汁物付き。

すし処 武蔵

庄内浜まるごとにぎり 3,256円　※むきそば、どんがら汁付き

庄内の旬の味覚が一堂に！寿司と割烹が味わえる老舗店

昭和26年（1951年）創業の老舗割烹「伊豆菊」に併設する寿司処。握りやちらしに加え、肉料理、郷土料理などもそろいます。おすすめは日替わりの地魚の握り8貫に、むきそば、どんがら汁が付いたセット。庄内の味覚が一度に楽しめる人気メニューです。「カウンターは舞台みたいなもの」とは板前の金子正孝さん。職人の美しい所作を眺めながら旬のネタをいただくのも、カウンターならではの醍醐味。至福のひとときが過ごせます。

本日のネタは、ヒラメ、マダイ、ノドグロ、アジ、タラバエビ、真イカ、サザエ、フグ。
鮮魚店直送なので、魚介の鮮度も抜群です。

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