ぶどう畑のレストランで、ファイン＆エレガンスなワインを

ピノ・コッリーナ｜話題のワイナリーでワインランチを楽しむ！

掲載号： ZERO☆23 2022年6月27日号

• やまがたサマーガイド2022ZERO☆23ワイン伝統工芸鶴岡市

明治初期、庄内藩の 武士たちが開墾した松ヶ岡。
桑を植え、養蚕を始めた地に ワイナリーが誕生しました。
サムライシルクの現在形が ピノ・コッリーナです。

ランチ2,750円コース／前菜（2品からチョイス）、
メイン（庄内浜の魚介オーブン焼き そのアラを使った白ワインソース）、
庄内米と鶴岡シルクのフォカッチャ、プチデザート、ドリンク。

2020年のオープンから「ぶどう畑を見ながら、ワインと食事が楽しめる」
と注目を集めるピノ・コッリーナ。

ジェネラルマネージャーの川島旭さんによれば「松ヶ岡産ワインは、ファイン＆エレガンス。口に含んだ時シルキーで、楽しい仲間とワイワイ飲み続けられるワイン」とのこと。食事は料理家・辰巳芳子さん監修による体にやさしいメニューが用意されています。現在、ワインは店内でグラスワインとして提供されており、鶴岡市のふるさと納税や松ヶ岡クラウドファンディングの返礼品として手にすることができるようになりました。松ヶ岡で、この地を感じるワインを味わう。贅沢なひとときです。

「Vestito Terre（ベスティートテラ）」などをプロデュースしたANA SHOUNAI BLUE（しょうないブルー）Ambassador（アンバサダー）の 西紅映さん（左）と川島旭さん。	レストランから見えるぶどう畑。品種はピノ・ノワールとシャルドネ。秋にはぶどうの葉は小金色に変わります。

風が吹き渡るテラス席。このロケーションに魅了され、飛行機でやってきて日帰りするファンも！

2021年に仕込んだ第１号ワイン「Frou Frou（フルフル）」はシルクのドレスをイメージ。
グラスワイン１杯550円。

ボトルに鶴岡産シルクスカーフの残布を巻いた「VestitoTerre」。
鶴岡市のふるさと納税の返礼品となっています。

ゆったりとした天井に、たっぷり開放感のあるレストラン。ワイン風味のノンアルコール飲料も多数用意されています。	丘を登ってレストランへ。入り口ガラスのドアから、緑鮮やかなぶどう畑が見えています。	ワインのオリを取り除くのに使用する卵の殻。その卵を使用し、ワインのジュレを重ねた大人のプリン。赤と白、それぞれ440円（テイクアウト432円）。

ここにも寄ってみて！
シルクミライ館

国指定史跡となっている松ヶ岡開墾場　四番蚕室の2階。
昔のままの蚕の棚が残っており、そこにさまざまな資料が展示されています。

サムライシルクの地で、養蚕の歴史を未来へつなぐ

松ヶ岡のはじまりは、庄内藩士たちが刀を鍬に持ち替え、原生林を開拓し、外貨獲得のための養蚕事業を始めたことにさかのぼります。養蚕から製糸、織物、精練、染色、縫製とシルク製造を、現在も一貫して行えるのは国内で唯一、庄内だけ。この春、それら庄内シルクの歴史や、デザインを伝える施設がオープンしました。ショップでは絹を使った商品を販売中。服地やヘアアクセサリーなど、ここでしか買えないものもあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょう。

1階では絹織物体験ができます。コースター作成や大人数の場合は事前に連絡を。	キビソショップも展開する、鶴岡シルク代表取締役の大和匡輔さん。ここでは鶴岡シルクの生地なども販売しています。
ショップには、これまでコラボしてきたデザイナーたちのシルク生地やスカーフ、ストール、帽子、バッグなど、さまざまな商品があります。	土産品として手頃なのがシュシュ（880円～）や ヘアゴム（440円）。名刺入れやストラップも人気です。

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