懐かしい人たちが顔をみせてくれる八月。地元のお菓子で迎えましょう。

冷やしておいしい、夏の和菓子｜Part1

掲載号：ZERO★23 2022年7月27日号

• 和菓子ZERO☆23山形市天童市

福来雀あずき宿

本練りわらび餅 250ｇ 850円

黒糖を加えて練りこんだわらび餅　香ばしいきなこをまとわせて

練り切りづくりのパフォーマンスでも人気の和菓子職人・土屋タダヒロさん。本店（山形市馬見ヶ崎）に続き、今年4月に米沢店をオープンさせました。暑い夏に人気なのがこちら。大きな銅製の鍋を使い、強い火力で練り上げるわらび餅。冷やして、たっぷりのきな粉と一緒に口の中へ。ぷるっとした食感があり、もちっとした弾力、コシの強さまで楽しめます。わらび餅好きなら一度は食べてみて。

菓道 八右エ門

フルーツトマト大福 1個 238円

意外な組み合わせが絶妙にマッチ　フルーツトマト大福

季節の素材を使った大福が人気の八右エ門から夏の爽やかな大福が登場しました。大福の中には地元農家が育てた、糖度の高いジューシーなフルーツトマトが丸ごと一粒。あっさりとした白あんと、やわらかい求肥がフルーツトマトの甘さと酸味を引き立たせています。見た目もトマトそっくりでキュート。大福にトマト!? という意外性が「おいしい」に変わる、話題性のあるひと品です。

猫としずく

フルーツ大福 4種入り1箱 1,650円

4種の果実が一度に味わえる、売り切れ必須のフルーツ大福

店舗を持たず、発売情報はインスタグラム告知のみという「猫としずく」。やわらかく口溶けのよい求肥に包まれたジューシーな果物と白あんが絶品で、カットするとみずみずしいフルーツの断面が美しいのも魅力。常連さんも多く、100箱が20分で売り切れたこともあるという人気にもうなずけます。その時期に一番おいしいフルーツを上質なお餅とともにいただける、まさに幻ともいえる大福を味わってみて。

一本杉菓子店

くずあいす 各200円
（甘夏みかん ・いちご ・マンゴー ・あずき ・白桃 ・パイナップル）

意ひんやり、もっちりの溶けない　新感覚冷菓「くずあいす」

2018年のデビュー以来、老舗和菓子店の夏の風物詩とも言える「くずあいす」。本葛でつくられているため溶けにくく、凍らせるとしゃりっ、半解凍のときにはもっちりとした食感の変化も楽しめます。新鮮果物の果肉やあずきがたっぷりで、食べごたえがありつつ、カロリー控えめなのもうれしいポイント。くずアイスならではのひんやりもっちり食感と、上品でさっぱりとした甘さをご堪能あれ！

かたかご

グレープフルーツゼリー ハーフカット 648円

素材のさわやかな甘さが際立つ　グレープフルーツゼリー

グレープフルーツの果肉を丁寧にほぐし、寒天で固めたゼリー。極力果肉を残しつつ、苦みを感じる甘皮をしっかり取り除くことで、雑味のないさっぱりとした甘みが際立ちます。シンプルだからこそ、手間を惜しまない職人の技がギュッと詰まった夏の甘味。半分にカットされたグレープフルーツの器も涼やかです。まろやかな口当たりでジューシーな果肉たっぷりのゼリーは、お土産にも喜ばれそう。

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