ふわとろ卵がたまらない、世代を超え愛される味

喫茶アンデス｜あの喫茶の名物MENU

掲載号：ZERO★23 2022年10月27日号

愛しの喫茶店 ZERO☆23 コーヒー酒田市

コーヒーと一緒に注文したいのが、
ナポリタンやオムライスといった喫茶店おなじみの料理。
お店が味に磨きをかけ、
進化させてきた名物メニューは時代を超えて愛されています。

喫茶アンデス
since 1980

クリームオムライス 930円

たっぷりのバターで炒めた卵、懐かしさ感じるケチャップライス、やさしい味わいのクリームソース。
これぞ最高の三位一体。サラダ、スープ付き。

青い階段屋根がトレードマークの「喫茶アンデス」は、建物の2階にあります。創業42年という長い歴史の今を支えているのが2代目店主の佐藤まりさん。結婚を機に喫茶店で働くようになり、お義母さんから引き継いだのは10年前。1階で夫が営む釜飯屋「金山」とともに、夫婦二人でそれぞれのお店を守り続けています。

そんなアンデスの人気メニューは、濃厚なクリームソースがたっぷりかかったオムライス。20年ほど前、近くに公益文科大学ができたことをきっかけに、スタッフみんなで考案したレシピなんだそう。学生のみならずファミリー層など、世代を問わず愛され続けているやさしい味わいです。常連さんも過ごし方は人それぞれ。一人じっくりソファ席でくつろぐ方や、カウンター席で話を楽しむ方も。佐藤さんは「ここでの時間を大切にしてくれているお客さんがあっての場所。これからもそういった人たちの居場所としてあり続けたい」と語ってくれました。