銀山温泉の名は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた
「延沢銀山」の名称に由来。

銀山温泉Part1｜秋の湯のまち散歩

掲載号：ZERO★23 2024年9月27日号

• 秋の湯まち散歩ZERO☆23尾花沢市

大正時代には 湯治場としても栄えました。

洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、日が暮れるとガス灯が灯るノスタルジックな風景はさながら映画『千と千尋の神隠し』の舞台のよう。足湯や共同浴場は日帰りでも気軽に銀山の湯を満喫でき、食べ歩きできるグルメも充実しています。そして、秋は紅葉スポットに早変わり。冬は深い雪に覆われる山間の秘境にありながら、観光客で最もにぎわいます。目の前に広がる壮大な雪景色を目当てに、台湾をはじめ多くの外国人観光客も訪れる人気の地です。日帰り観光には、大正ろまん館から温泉街までのシャトルバスが便利。

銀山温泉 湯けむり食堂 しろがね｜カフェ

山形牛ハンバーグプレート 1,500円

1日10食のみのランチ限定、ハンバーグプレート

炎と煙をコンセプトにした、炭火焼とせいろ蒸しが自慢の食堂。お肉を使ったメニューが豊富にそろい、地元の旬の食材をふんだんに取り入れた定食から、丼、鉄板焼き、デザート、小腹が空いた時にうれしいテイクアウトメニューまで。温泉街の一番奥にあり、2階からは「白銀の滝」も見ることができます。

山形牛ローストドッグ 800円

フレッシュ野菜の チーズマヨドッグ 700円

照り焼きチキンドッグ 700円

きのこ入りデミソースのハンバーグの下には県産「つや姫」のごはんが隠れています。スープ、付け合わせは季節によって変更あり。

銀山温泉 湯けむり食堂 しろがね｜お土産

カリーパン（並）270円
はいからさん通りのカリーパンは平日も1日100個以上売れる人気商品。平日は1種類（並）、土・日曜・祝日は3種類（並・辛・チーズ）を販売。

名物カリーパンが人気、銀山土産を買うならここ

白銀橋のたもとに立つお土産処。名物は蒸したての銀山まんじゅうで、刻んだ栗に粒あんを包んだ「黒糖まんじゅう」と竹炭入り生地の「ゴマまんじゅう」の2種類。尾花沢名産のすいかをお菓子で表現した「すいか大福」、くじら餅、揚げまんじゅうなどの尾花沢土産も豊富に取り扱っています。

スイカ大福 173円

銀山まんじゅう（黒糖、竹炭入りごま）各130円

わもよう｜甘味処

いも氷 870円
ペーストにしたいもを凍らせた「いも氷」をふわふわに削り、大学芋やいもチップをトッピング。蜜がいもの味を引き立てます。

和も洋もどちらもいいとこ取り、SNS映え確実なスイーツ

同じ温泉街にある「伊豆の華」の姉妹店。しゅわしゅわのソーダにソフトクリームをトッピングした「はいからフロート」や丸い絞り口のソフトクリームなど、フォトジェニックなテイクアウトスイーツをいただけます。なかでも、今年夏からスタートしたかき氷がいちおし。季節ごとに内容が変わり、秋には「いも氷」が登場。

はいからフロート（すいか）750円

野川とうふや｜豆腐店

立ち食い生揚げ 250円、豆腐てん 250円
銀山のきれいな湧き水を使った手づくり木綿豆腐を揚げた生揚げに、自慢のタレが相性抜群。とうふ天は酢じょうゆでいただきます。

秘伝のタレが味を引き立てる、揚げたてのふわふわ生揚げ

温泉街の入口に店を構える、4代続く昔ながらの豆腐屋さん。20年ほど前から立ち食いメニューを導入し、店の前の休憩スペースや足湯に浸かりながらいただけます。かつて峠の茶屋で愛された製法をそのまま引き継いだ「豆腐てん」も10月末まで販売。売り切れ次第終了なので、早めの来店がおすすめ。

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