LIFE くらす

かわいくて誰にでも描ける

絵手紙入門

掲載号:ヨミウリウェイ 2019年2月10日号

受け取ったときにふわっとした気持ちになる手書きのハガキ。
絵心のないスタッフ&モデルのKARENちゃんがかわいく描くためのコツを教えてもらいました。


画材 ・ 蛍光ペン ・ 色ペン

実はこちらすべて100均で買ったアイテム!
絵の具を使わなくても、十分カラフルに描けます。

 

STEP1 色を選ぶ

何色か重ねていくと色鮮やかに。
迷って決められない場合は寒色系・暖色系など同系色を選ぶとまとまりが出ます。

赤や黄色の暖色は元気さ、緑は癒し、青は落ち着きや爽やかさを伝えます。伝える内容に合わせて選んでいくといいですよ。(先生)

 

STEP2 蛍光マーカーで下地を引く

最初に蛍光マーカーで下地を塗ると、全体がぱっと華やかになります。
にじみを防ぐため、色ペンを重ねるのはそれから。
四隅を必ず埋めるようにするとバランスがとりやすいです。

STEP3 模様を描いていく

モチーフを決めて色ペンで柄を書いていきます。
たとえば波線には曲線モチーフ、円形には丸い図形、三角と決めたら三角で合わせるなど、同じような形のものを重ねていくと失敗しません。
集中して書いていると、いろいろな柄が浮かんできます。

Don’t think. Feel! むずかしく考えない
果物や季節のお花などをハガキにどーんと描こうとすると、初めての方は「うーん」と手が止まってしまうもの。
でも、ハガキを一枚の絵に見立て、額縁を描くという感覚で描くとハードルが少しだけ低くなります。
今回のテーマは「フレームを描こう」。1枚10分から15分で手軽に描けます。

 

STEP4 文章を書いて出来上がり!

編集スタッフとモデルのかれんちゃん、カメラマンが描いたのはこれ。みんなよくできました。

 

今回教えてくれた先生
千種 伸宜 さん

神奈川県出身。2004年東北芸術工科大学大学院修士課程修了。
高校時代はデザイン科で学び、大学では日本画を専攻。
現在は山形県内の高等学校の講師を勤めながら「森のアトリエ 絵画教室」を主宰。日本美術院 院友。

取材撮影協力
森のアトリエ山形ふれあい絵画教室

TEL/080-1666-7326
住/山形市前明石411-1 Mail/n_c0129@yahoo.co.jp
千種先生とアシスタントの多田梨香さんが開く完全予約制の絵画教室。通うのは4歳から70代までと幅広い。体験教室も有。


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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