自ら選んだ道に向かい、まっすぐに挑み続け輝くひと。

掲載号：ヨミウリウェイ 2019年2月10日号

My Way People インタビューエステサロンビューティーヨミウリウェイ山形市

山形市郊外、ベリタブルボーテの戸建て店舗が完成しました。ここは花とグリーンに囲まれたスパのようなサロン。オーナーの笹原さんに伺いました。

めざすのはフランス式のエステティック

大手サロン、専門学校での講師を経て、自分のやりたいサロンは自分でやるしかないと、30歳で自分のサロンをオープンしました。エステティック発祥の地フランスでは、介護施設やホスピスでエステが行われていて、出産後のお母さんのケアもエステティシャンが行います。
人それぞれ「美」の価値観は違いますが、心と体のメンテナンスを定期的に行うことが「美」に、そして健康にも繋がると考えています。自分のサロンで曖昧なことはしたくない。明確な数値で示すしかないと考え、結果保証型のダイエットを主力メニューにしました。ご理解を得ることができ、96%の方が成功しています。

出産と子育て、エステティックに出来ること

サロン運営を行いながら長男を出産。産後半年たっても立っていられないほどふらつくなどの体調不良を経験し、産後ケアの大切さが身に染みました。私は実母と義母が近くにおり、いつも支えてもらうことができましたが、誰も助けてくれないママたちは肉体的にも、精神的にも相当な負担があることに気づきました。
授乳しながらトリートメント、赤ちゃんと一緒にエステサロン。自分がリラックスできる時間を大切にしてほしいし、たまには入れたての温かいお茶を飲んでもらいたい！私のサロンでしか出来ないことをやりたいと思いました。

美容室に通う感覚でエステサロンへ

ブライダルの方、出産後の方、不妊治療中の方、更年期障害がツライ方、通ってくださるすべての女性を癒し、元気にする。年代、目的に関係なく幅広い層のお客様に対応できるサロンを目指しています。
「ママがニコニコしていたら子どもは幸せだから、貴方が笑顔でいるのが大事よ」。助産師さんにいわれた、この言葉が私のポリシーになりました。幸せを感じられるのは、気持ちに余裕のあるとき。ずっと頑張っていたら幸せって感じられないんじゃないかな。少し余裕を持つことが、その方の笑顔をつくるんじゃないかと思っています。
私はエステティックしかできないんです。だからエステティックを通し、みなさんを笑顔にしたい。山形らしい、ゆったりした雰囲気の中でエステを楽しんでください。