ジェンダー不平等により生きづらさを抱える人たちとつながり
誰もが自由で安全に生きられる地域社会を目指しています。

特定非営利活動法人Sisterhood

掲載号：ZERO☆23 2024年11月27日号

• ZERO☆23インタビュー山形市

主な事業

• 若年女性のフリースペース「Mayflower」

• 女子学生向け「みんなで作ろう夜ごはん」の会

• 女性支援に関わる講座の主催 その他

代表理事 小笠原 千秋 過去にハラスメントを経験した際、気軽に相談できる女性同士の場が少ないことを痛感。「それなら自分たちで作るしかない」と決意し、同じような体験を分かち合える任意団体を立ち上げたことが原点です。そして2024年3月、「特定非営利活動法人Sisterhood」として新たなスタートを切りました。

団体の事業目的を教えてください

　ジェンダー不平等により生きづらさを抱える人たちとつながり、誰もが自由で安全に生きられる地域社会を目指しています。

 

「Mayflower」はどんな事業ですか？

 「1人でいるのがつらい」「職場や学校でモヤモヤすることがあった」など、いろいろ思うところがある18～35歳の〝性自認女性、ノンバイナリー、Xジェンダーの方〟が、自由に安心して過ごせるフリースペースです。おしゃべりしたり、雑誌を眺めたりと、思い思いの時間を楽しむことができます。開催日時は、毎週木・金曜日の16時～20時、土曜日の14時～18時です。場所は、山形駅から徒歩10分。非公開ですので、気になる方はHP、インスタからお問い合わせください。

 

女子学生向けの「みんなで作ろう夜ごはん」の会について教えてください

　山形にも「子ども食堂」は増えてきましたが、子どもと大人の狭間で、さまざまな支援から取り残されている学生たちも多くいることが分かってきました。そこで、月2回、南山形と東原町で女子学生たちが集まり、一緒に晩ご飯を作って食べる機会を提供しています。この会はいろんな学校の学生たちが、お互いにつながりあう場にもなっています。

 

女性支援に関わる講座も開催されているそうですが

　4月から6月にかけ、「居場所づくり」をテーマに4回の講座を行いました。現在、第2シリーズとして「女性支援」をテーマに講座を開催中で、3回目を12月22日（日）に山形テルサ3階研修室で行います。講師は片山枝美さん。「性暴力被害の現状とそのサポート」についてお話しいただきます。参加は無料です。

 

他に活動はありますか

　就職活動をしている方のために「スーツの無料貸出し事業」も行っています。カバンや靴も豊富にご用意しています。18～35歳の性自認女性の方は、どなたでもご利用ください。また、毎月第3土曜日には「ジェンダーもやもや女子会」も開催しています。関心のある方は下記HP等よりご連絡ください。

 

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