『しごとば』
作/鈴木 のりたけ　出版/ブロンズ新社

美容師に新幹線の運転手、寿司職人…。描かれているのは9つ職人の人たちがもつ自分の城「しごとば」。職人の道具ひとつひとつが丁寧に描きだされ、どんな仕事をしているのか説明入り。普段は見られない憧れの職人の「しごとば」をのぞいてみよう。

『かんぱい よっぱらい』
作／はらぺこめがね　出版／岩崎書店

かんぱいの音がなり響くうわさのかんぱいむら。仕事帰りのえだまめさんとからあげさん、オードブル3しまい、村長のするめじいさん。今日もかんぱいの声が響きます。かんぱいする楽しさと酔っ払った楽しさが伝わってくる作品。最後は子ども大人もみんなでかんぱーい！

『かおはめえほん たすけてー！』
作/岡本 よしろう　出版/あかね書房

観光地にあるかおはめパネルが自宅で楽しめる絵本。桃太郎に退治されるオニになったり、綱渡り中におしっこがもれそうになったり「たすけてー！」と叫びたくなるシーンばかり。表情豊かにお決まりのセリフを叫んじゃおう。子どもも大人も楽しめる「かおはめえほん」。

『どうぞのいす』
作/香山 美子　絵/柿本 幸造　出版/ひさかたチャイルド

うさぎさんが作った小さなイス「どうぞのいす」。すると代わる代わる動物たちがやってきて、イスの上においてあるものを食べてしまいます。全部食べてしまっては次の人に悪いという気持ちから繰り広げられる優しい思いやり。何度読んでもあたたかい気持ちになれるおはなし。

『11ぴきのねこ』
作/馬場 のぼる　出版/こぐま社

とらねこ大将ひきいる11ぴきののらねこたちは、いつもおなかがぺこぺこ。ある日おじいさんねこに、おおきな魚が住む湖を教えてもらい出かけます。大乱闘の末、生け捕りにした魚を持ち帰ろうとすると…。親子2代で読まれているロングセラーシリーズ。

『たろうのおでかけ』
作/村山 桂子　絵/堀内 誠一　出版/福音館書店

今日は仲良しのまみちゃんの誕生日。たろうはすみれの花とアイスクリームを持って動物と一緒に出かけました。うれしくってたまらないたろうたちはかけだすのですが…。町中にはキケンがいっぱい。交通ルールの大切さを教えてくれる一冊。

『地獄』
監修／宮 次郎　出版/風濤社

千葉県安房郡延命寺に所蔵されている地獄絵巻をもとに構成。目を覆ってしまいたくなる地獄を見ることで、「死ぬことは怖いことなんだ」と心に刻んでほしいとの思いから生まれた絵本。命の大切さを考えさせてくれる、30年間で13万部のロングセラー作品。

『たべてあげる』
文/ふくべ あきひろ　絵/おおの こうへい　出版/教育画劇

りょうたくんはピーマンが大嫌い。コップの後ろからちいさいりょうたくんが出てきて「たべてあげる」と食べてくれました。「これもいやだ あれもいやだ」と嫌いなものを全部食べてもらっているうちに大変なことに！ シュールでポップな絵が怖さを引き立たせ、好き嫌いがなくなるかも？！

『おしいれのぼうけん』
絵・作/ふるた たるひ、たばたせいいち　出版/童心社

さくら保育園にはこわいものが2つ。１つは押入れ、もう１つはねずみばあさん。ある日あきらとさとしが先生の言うことを聞かず押入れに入れられて…そこから始まる2人の大冒険！ 1974年に発売されて以来、読み継がれている本。子どもの頃に読んだパパとママも多いのでは？