やまがたのラーメン【ワンタン・つけ麺編】

YAMAGATA RAMEN LIBRARY

掲載号：ZERO★23 2023年2月27日号

• やまがたのラーメンZERO☆23ラーメン山形市

今年2月7日に総務省が公表した2022年の家計調査で、山形市のラーメン消費額が2年ぶり1位に！市内のラーメン店主らが立ち上げた「ラーメンの聖地、山形市」を創る協議会と、行政が一体となって取り組んできたPRも一役買いました。そこで今回、協議会に加盟する60店舗（1月19日時点）を一挙ご紹介。いろんな店に足を運び、各店の推しの一杯を味わっちゃおう！

玄龍

ワンタンメン900円

あっさりなのにコク深い！旨み広がる牛骨スープ

創業45年の老舗の一番人気は醤油ベースのワンタンメン。「玄龍」の自家製麺は、その細さが特徴的。3日間熟成することでコシが生まれ、小麦本来の風味が楽しめます。噛みごたえはありながらも、スルスルっと入っていく舌触りがたまりません。牛骨の甘みがふわっと広がるダシはあっさりしているのにコク深い味わい。こまめにアクを取り、澄んだ美しいスープに仕上げています。ちゅるんと食感のワンタンとの相性も抜群！ ワンタン好きにはぜひとも食べてほしい一杯です。

らーめん め組

みそわんたんめん1,080円

通を唸らせる一杯がここにある。路地裏の人気店

新潟や福島など県外からもラーメン好きが訪れる人気店。居酒屋だった頃に提供していた締めの一杯がうまいと評判を呼ぶようになり、15年ほど前からラーメン専門店に。現在は2代目が店を継いでいます。客層は幅広く、平牧三元豚のたねを包んだ「みそわんたんめん」は一番人気。あっさりしていながら、しっかりコクのあるスープを受け止めるのがつるつるもちもちの中太麺。卓上の自家製辛みそで味の変化も楽しめます。昨年からお子様ラーメンが醤油、味噌、塩の3種類に増え、お子様連れにも好評。

麺陣屋六兵衛

ワンタン麺900円

1818（文政元）年創業の料亭・富久住陣屋が手がける店。料亭仕込みのダシと、つるつるとろとろのワンタンが絶妙な味わいです。

自家製麺 麺藤田

赤い辛ネギつけ麺 フライドオニオントッピング1,150円

スープの食材が変わるから、毎日が一期一会の味

自家製麺のおいしさを味わうなら、やっぱりつけ麺がおすすめ。中太のストレート麺は熟成を加えてもっちり食感に。店主の藤田さんはフランス料理に携わった経験から季節の味をスープに表現することを大切にしており、冬なら大根、かぶ、白菜、りんごなどの野菜や果物を惜しみなく使い、組み合わせは日替わり。魚介も旬の鮮魚のアラをふんだんに使っています。形がなくなるまで煮込んだスープをこし、醤油ベースのタレを合わせてつけ汁が完成。赤い辛ネギつけ麺には自家製食べるラー油が入っています。

めん僮楽

つけ麺黒小麦 みそ　1玉800円、1.5玉900円

愛媛・長崎産煮干しの旨みだけを抽出したスープに、2種の味噌をブレンドしたつけ汁。黒小麦麺の香ばしさが際立つ、こだわりの一杯。

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