300年以上もの歴史ある金山杉、昔ながらの美しい街並み、魅力あふれる金山町を自転車で巡ってみよう

サイクリングで楽しむ 金山町【前編】｜新緑のまちあるき

掲載号：ZERO★23 2023年4月27日号

新緑のまぶしい季節。今日はあの街を訪れて、徒歩や自転車で散策してみよう。
今まで気づかなかった新しい出会いや発見がたくさん。

［ガイドしてくれた人］　金山町地域おこし協力隊　本間 真生さん

観光で訪れる方も車移動が多く、町の魅力に気づけないのはもったいない。そんな思いで、株式会社「ここから」と共に2021年9月にレンタサイクルの設置を実現しました。これを機に本間さんはサイクリングマップも制作。そのマップをもとに金山町のおすすめスポットをガイドしてもらいました。

PROFILE 新潟県出身。 東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科卒業後、地域おこし協力隊として金山町に移住。

1. COCO-BIKE

金山の魅力を発見！ 誰でも気軽にサイクリング

 

株式会社「ここから」がまちづくりの一環としてスタートしたレンタサイクル。平日は呉服店カネカ、土・日曜、祝日は岸家具店にて受け付けを行っています。電動自転車2台、普通自転車３台と、台数に限りがあるので事前予約がおすすめ。地元ガイドによる街並み案内も実施中。予約は1週間前までにお申し込みを。

2. 岸家具店

金山杉と職人の技術が生み出す、唯一無二の木工品

ご主人の岸欣一さんが木工品をつくり始めたのは約20年前。美しい木目をもつ金山杉は全国的にも名高い銘木です。そんな町のシンボルを使って額縁を製作したのがきっかけでした。木目をさまざまなパターンに組み合わせてできる模様は、一つとして同じものはありません。まな板やコースターなど、大切な人への贈り物にいかが？

3. マルコの蔵

美しい街並みの中心にある、町民の憩いの場

町の中心に位置するこちらは、歴史ある蔵を改装してつくられました。特産品の展示販売スペースやカフェがあり、街歩きの休憩にぴったり。大商金山牧場のブランド豚「米の娘ぶた」を使ったロースドッグはドリンクとセットで700円。金山町で採れる貴重なイタヤカエデのメープルをつかったソフト（400円）も外せません。

 

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