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【コラム】ウイスキー・カクテル・バーにまつわる3つのトピックス

お酒のトレンドTOPICS|夏と酒場と夜ごはん- SAKABA GOURMET –

掲載号:ZERO★23 2023年7月27日号

時代とともに、さまざまなものが生み出されてきたお酒と飲み方(カクテル)。
ブルーマーケットブラザーズのバーテンダー岡部聖子さんに今の流行を教えてもらいました。

\  教えてくれた人  /
BLUE MARKET BROTHERS    バーテンダー
岡部 聖子さん

TOPIC.1   ジャパニーズウイスキーが人気です

世界の5大ウイスキーに数えられるジャパニーズウイスキー。国内でも国産ウイスキーが注目され、山形市内でも人気です。「県内や仙台市に蒸留所があり、関心も高いのでしょう。日本のモノづくりを応援したい気持ちもあるのでは?」とバーデンダーの岡部さん。おすすめはシンプルにストレート。空気に触れると風味が変わるのも醍醐味です。そして、ソーダで割ってスッキリとハイボールも◎国内に新しい蒸留所が増えていて、ウイスキー人気は続きそうです。

県内に2つの蒸留所

1 ─ 遊佐蒸溜所

最高品質のウイスキーづくりに適した土地を探すこと2年。10数カ所の候補地から検討に検討を重ねてつくられた遊佐蒸溜所。2018年にウイスキー醸造が始まり、現在までに3種類のオフィシャルボトルを発売。今年5月リリースの「YUZA 2023」は県内のバーや飲食店でも提供されています。おすすめの飲み方はストレート、またはウイスキーと水を1対1で割るトワイスアップで。

2 ─ 月光川蒸留所

県内2カ所目のウイスキー蒸留所。「鳥海山の伏流水が潤沢にあること。近くに日本海、月光川、鳥海山がある自然環境のよさは、ウイスキー好きな方が訪れやすい」と遊佐町に蒸留所をつくったそうです。手がけるのは楯の川酒造。長年にわたり培ってきた日本酒の発酵技術と経験を持ち、洗練されたきめ細かさと、透明感を大切にしたウイスキーを目指します。今年秋に蒸留開始。

TOPIC.2  ノンアルコールカクテルがブレイク中!

以前まではカクテルといえばスタンダードなものが好まれましたが、最近はカクテルの種類も幅も広くなっています。ノンアルコールに力を入れる店も増え、フレッシュジュースを使い、フレーバーや爽やかさ、折り重なる味わいなど、ノンアルなのに飲んでいるような雰囲気が楽しめます。ブルーマーケットブラザーズでは、オレンジシロップ&ブルーシロップのパラダイスレモネードが人気。甘いものが苦手な方には、柑橘系のさっぱりしたものが好まれます。


映えるカクテルが充実
パラダイスレモネード(ノンアルコール)840円と、キャラメルミルクティー(ノンアルもあり)840円。

TOPIC.3  ゼロ次会、一次会からのバー利用もOK!

バーを「お酒を飲む場所」と思っている方がいるかもしれませんが、本来は空間を楽しむもので、必ずしもお酒を飲まなくてもいいのです。フードがおいしいバーを食事メインに訪れたり、オープンすぐの時間帯に夕食と一緒にお酒やノンアルコールを楽しんだりする方が増えています。店が混雑する前の時間帯に、酒類の割引を行うハッピーアワーを実施するお店も多く、宴会場に入る前に「バーで軽く一杯」なんていうのもいいですね。

 


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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