安全・安心な山形の銘柄豚を調べてみた！〜米澤豚一番育ち〜

paku paku インタビュー

掲載号：mamaid 2024年3月15日号

mamaid グルメ

さくらんぼなら「やまがた紅王」、お米なら「つや姫」というように、豚肉にも銘柄があるのをご存知ですか?

山形県内にも多くの銘柄豚があり、有名なところでは「三元豚」など聞いたことがある人もいるかもしれませんね。豚肉はよく食卓にのぼる食材ですから、子ども達の健康のためにも安全で安心なものを選びたいもの。今回は、銘柄豚の生産拠点におじゃまし、おいしくて安全・安心な豚肉のヒミツに迫ってきました!!

(有)ピックファーム室岡

代表取締役　
室岡修一さん

常務取締役　
室岡賢司さん

Q1.ピックファーム室岡さんの銘柄豚「米澤豚一番育ち」の特長は?

A1.おいしさを追求して50年余り。豚の種類や飼育環境、与える餌にいたるまで、こだわりと愛情を込めて育てています。真っ白な脂が映える肉の色味としまりのある肉質が特長です。さらに、肉の柔らかさ、甘さ、脂の旨味のバランスが良く、さっぱりとした豊潤な味わいで、プロの料理人にも選ばれている銘柄豚です。

Q2.安全・安心でおいしい銘柄豚生産へのこだわりを教えてください。

自然豊かな環境のもと、徹底した衛生管理を行い清潔な豚舎づくりを心がけています。農場で働く6割が女性スタッフ。豚にストレスをかけない環境にするために女性特有の細やかな心配りと愛情を込めて日々育てています。また、豚のごはんは、大麦を主体に海藻やマイロなどを独自配合し、ビタミンEをたっぷり含んだ飼料。美肌や若さを保つ働きがあるといわれているビタミンEを通常の豚肉に比べ多く含む「米澤豚一番育ち」は、抗酸化作用によりドリップも少なく鮮度も保たれるヘルシーな豚肉です。

Q 3.これからの展望を教えてください。

A3. 2つの農場から排出される糞を利用して、環境に優しい肥料を生産。置賜地区の有機農家さんにも提供しています。豚肉については今後、食のイベントなどを通して直販していきたいですね。

Q4.マーメイドを読んでいる子育て中のママやパパにメッセージをお願いします。

豚肉は価格も手ごろで調理しやすく、栄養豊富な食材。特に、子ども達をはぐくむ食卓には、安全・安心・おいしい豚肉を選んでほしいですし、私たちも良質なお肉を提供し続けていきたいですね。年に一度、南陽市と川西町の学校給食に食材提供をしていますが、子ども達から「おいしかったー」との声をもらいます。地元のお肉屋さんなどで「米澤豚一番育ち」を見かけたら、一度食べてみてください。