地元民が選ぶ山形県ラーメン人気店【30選】ランキング付き
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掲載号:ヨミウリウェイ 2019年1月10日号
北に丘陵、南に沃野が広がる南陽市。1日を通して寒暖差が大きく湿度が低い気候と、水はけのよい地質を持つ、ぶどうに適した土地として、江戸後期からぶどうがつくられていました。明治に入りデラウェア栽培が始まると、一大産地となり、ぶどう景気に沸いたそうです。現在はシャインマスカットなど大玉種もすぐれたものが栽培されていますが、生産農家の高齢化、後継者不足が差し迫った問題となっています。耕作を放棄するか、ぶどうの木を切らねばならない農家も少なくないのです。
このぶどうの産地・新田と縁を持っていたのが、一流シェフであり、6店舗のイタリアンレストランを展開しているジュン・アンド・タン社長の平高行さん。平さんの店の真骨頂といわれるのが酸化防止剤などを使わない、できる限り自然に近いつくり方をしたナチュラルワインの提供です。体の中にすぅっと染みていくやさしい味わい。ぶどうの旨みが凝縮され、先に果実味を感じるナチュラルワイン。ぶどう産地の現状を知り、高品質なナチュラルワインを生産することで、就農を希望する若者が働く場所を提供したいと、グレープリパブリックが設立されました。
醸造責任者はジュン・アンド・タンのゼネラルマネージャーであり、ワインを知り尽くす藤巻一臣さん。自社農園では農薬を使わずにぶどうを育てています。ここではぶどうを房ごと、皮とともに醸して仕込むことから、協力農家にぶどうの質を重視した生産を依頼。「ワイン用のぶどうは、生食用と違い粒をそろえる必要がありません。 収穫のタイミングにあわせ、グレープリパブリックのスタッフが手伝いにいくこともあります」と藤巻さん。
スタッフは1名を除き、県外からの移住者。ナチュラルワイン製造で使われる素焼きの壺、アンフォラ17基を有しているワイナリーは国内では他になく、最大規模なのだとか。 ワインづくりにはニュージーランドの醸造家やフランス人ソムリエも参加しています。「地域とつながり、自分たちで農業の部分からワインをつくる。新しいカルチャーをここから提案していきたい」と藤巻さんは語ってくれました。
真新しいタンクが並んでいます。 | 海外から輸入したアンフォラという素焼きの壺に入れて寝かせます。 |
自社ワイナリーで醸造したワイン。ネットで購入可能。2018年の初年度からこれ程の種類を製造できたのは、レストランでの多くの需要を見込むことができるから。 |
2017年9月創業。社名は日本語にすれば「ぶどう共和国」。
2018年2月に初出荷。ワインはネットショップで販売中。
TEL 0238-40-4130 https://grape-republic.com/
南陽市内の販売店(※商品が品薄であることをご了承ください)
地酒蔵ゆうき TEL 0238-43-6333 時田酒店 TEL 0238-43-2220
最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。
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