とっておきのカフェで味わう 懐かしのメニュー
かくれ庵sasaki
ここが魅力 POINT |
1. 業界リーダーとしてのトップシェアを誇る実績と技術力。 2. 「メーカー」ならではのトータルな「ものづくり」ができます。 3. 働きやすくスキルアップできる環境。 |
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FAX: 023-684-2399
〒990-0886 山形市嶋南一丁目12-7
主な 事業内容 | 家庭用ロックミシンの開発・製造・販売、横型ピロー包装機の開発・製造・販売 |
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設立 | 1953年6月 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木 重幸 |
資本金 | 6,500万円 |
社員数 | 133名(男92名/女41名) |
初任給 | 院卒 229,200円~、大卒 209,200円~、短大・専門・高専卒 187,600円~ |
休日休暇 | 日曜、祝日、一部土曜 |
福利厚生 | 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金、退職金制度、技能手当、改善提案表彰制度、定期健診、ガン検査、インフルエンザ予防接種、他 |
世界100か国に「山形ブランド」を発信し続けている鈴木製作所。ミシン業界ではその名を知らない人はいない家庭用ロックミシン「ベビーロック」を世界で初めて開発した会社です。業界大手メーカーに先駆けて出願した特許件数は431件。そのうち277件が国際出願件数です。
現在はロックミシンと、菓子や野菜などを包装する「横型ピロー包装機」の2本柱で事業を展開。いずれも山形を拠点に開発・設計から製造までを行い、特許技術を活かしながら世界と戦うグローバル企業として業界をけん引し続けています。
ロックミシンは、生地をカットした部分がほつれないように布の端を縫い止めていく縁かがりミシンのこと。常に時代が求めるモノを追及し続ける根底にあるのは創業時から変わらない「ものづくり」へのこだわりです。時代の流れで、大手ミシンメーカーが事業の縮小や多角化経営に転換していく中で、地方の一企業を支えてきたのは独創性のある高い技術力。空気の力で誰でも簡単に糸通しができる「ジェットエアスルーシステム」、ティッシュから厚い生地まで、生地の厚さが変わっても一定してきれいに縫い上げる「オートテンション」など独自の開発は、企業の強さを物語っています。
今後はさらに、受け継がれてきた技術力をベースにした新しい商品開発にも力を入れていく考えです。現場の意見を積極的に取り入れる柔軟性のある風土の中で、自身のアイデアが第二のベビーロックを誕生させることも夢ではありません。
「ものづくり」は「ひとづくり」。鈴木製作所では社員一人ひとりがスキルアップしていけるよう「働きやすく、働き甲斐のある職場づくり」を目指しています。月平均の時間外労働時間は12時間と少なく、また産休・育休制度が取得しやすいなど女性も働きやすい職場です。作業面や働き方について改善点を提案し合うグループ活動があり、自分たちで職場の環境を整えていこうと取り組んでいるのも同社ならでは。部署ごとに、必要な資格取得に向けて技能検定の受検指導を行い、合格者には技能手当を支給するなど、社員の挑戦をしっかり後押し。さらには定期健康診断や予防接種の費用を負担するなど健康増進にも力を入れています。
やる気を持って自ら考え行動し、自発的に仕事に取り組む意欲のある人たちを、鈴木製作所は全力で応援しています。
ベビーロックの第1号機。ベビーの名にふさわしい小さくて可愛いロックミシン。
【ロックミシン】 国内及び世界中のディーラーやユーザーから認められ、特に欧米では手作りの文化が盛んで、安定した需要と市場がある。
【横型ピロー包装機】 製品のもう一つの柱である包装機。ユーザーが使いやすい「ものづくり」へのこだわりが、この分野でも認められている。
山形市生まれ。父親の跡を継ぎ、代表取締役社長に就任。先代の思いを守りながら、3代目として新しいものづくりにチャレンジし続けている。
56年前に世界初の小型ロックミシンの開発に成功し、家庭用ミシン業界に新しい市場を構築した当社は、ミシン業界のリーディングカンパニーとして世界中のユーザーから支持をいただいています。「他にない、人に喜ばれるものを開発し、当社の製品を通してお客様に喜びと幸せを届ける」という思いは、時代が変わっても変わることのないテーマ。世の中のニーズに耳を傾け、社員一人ひとりが自主性を持って柔軟な発想でものづくりに取り組んでいます。
昨今の社会情勢の変化からデジタルマーケティングの需要が高まっています。実際に、海外や国内においてもミシンの販売店舗があるエリアだけでなく、国全体に市場が広がっており、アフターコロナにおいて対面とデジタルの両面で、ターゲット層を考慮しながら販売を加速させていく考えです。
当社のもう一つの柱は包装事業。コスト削減や業務の効率化、生産量アップなど、お客様の要望に応える包装機をつくってきました。衛生面から「包む」ことはさらに重要視されていく分野です。「人に、環境に優しいものづくり」というSDGsの観点から、今取り組んでいるのは自然由来の素材に適した包装機の開発。こうした視点はミシンの開発にも通じること。新しい時代に向けて必要とされる、どんな社会状況にも負けない開発力と技術力の高さが当社にはあります。しかし、それに甘んじることなく、ものづくり企業として常に進化していかなければなりません。そのために最も大切なのは人材です。小さなことでも本気になって取り組む意志を持ち、自ら考えて行動していく人。当社にはものづくりに挑戦し、自分の力を最大限に発揮できる風土があります。
山形を拠点に世界に発信を続ける鈴木製作所の次世代の開発を担う皆さんとの出会いに期待しています。
ロックミシンのメカ(内部)。
試縫検査の工程。品質にこだわり、全てのミシンを厳しくチェックしています。
応接室には、創り出された歴代のロックミシンがズラリと並んでいる。
世界的ブランドで働く誇りを胸に自分自身の存在意義を感じながら成長できる職場です。
エンジニアを目指し、県外の大学に進学し、工学部で機械を専攻。地元企業でものづくりに携わりたいと就活を進める中で、鈴木製作所の存在を知りました。ロックミシンを使う機会は全くなかったものの、「世界的なブランドの家庭用ロックミシンを作って世界に発信している企業が身近にあったことに驚いた」と佐藤さんは話します。また、工場見学に訪れた際、ミシンが緻密な機構の組み合わせでできていることを知り、自分がやりたかった工学系の仕事ができると思い、入社を決めました。加えて、仕事中にも関わらず、快く質問に答えてくれる社員の人たちの様子に親近感が湧いたのも決め手になったそう。
佐藤さんの担当はミシンの設計開発。具体的には、新機能の考案や既存機能のブラッシュアップとサブアセンブリの組立指導(一つの部品を作っている小さなパーツを組み立てていくこと)、品質向上のための設計変更、3Dモデルを含む図面の管理などを行っています。
「所属する開発部では、ベビーロックが高品質であることを維持し、さらに高めるために努力しています。デスクワークで完結させずに、まずは現場・現物を確認し、スピーディーに対応しています」。わからない部分は上司や先輩に相談して一緒に作業をしてもらうこともあり、チームワークが重要に。気兼ねなく相談できる環境の中で研鑽を積みながら、スキルアップにまい進する佐藤さん。ものづくりの楽しさと自身の存在意義を感じながら、充実した毎日を送っています。
山形から世界に挑戦する企業の一員であること。海外の取引先の役員の方との会議に参加すると、あらためてベビーロックの世界的な人気を実感し、誇りに思います。
ミシンに関して部品形状や品質的な問題が生じたとき、様々なアプローチを行って解決できたとき。お客様のことを考えて努力を重ねていくことを意識しています。
ミシンの機構や機能について学習して、開発力を身につけること。上司や先輩方から頼られる人間に成長していきたいです。
9:00 | 打ち合わせ
今、関わっている作業のことや、新しい案件についてわからないことがあればすぐに上司へ相談して解決するようにしています。
10:00 | 組立現場の確認
上司と一緒にミシン課へ。製造の工程が図面と合致しているか、ライン作業を見ながら確認していきます。
13:00 | 部品の試作
部品加工を担当する生産課に行き、部品のサンプル製作を依頼します。形状やサイズなど細かいところまでしっかりと伝えることが大事。
15:00 | デスクワーク
品質を高めるために、モデルの変更はしばしば。3D CADを使って部品を組み合わせながら図面を引いていきます。
指導する際は、その作業内容を本当に理解したか、必ず確認しています。わからない部分があれば内容をよりかみ砕いて説明し、理解してから次の作業に移るようにしています。また、社会人として、人として節度を持った行動、周りへの思いやりを大切にしてほしいと伝えています。 (ミシン課 岸 健太郎さん)
初めて特許出願に関わらせていただいたことです。調査や資料の検討など、限られた期間の中で確実に進めていく大変さを実感しました。総務はいろんな部署の人と関わる機会が多いですが、皆さん協力的でとてもやさしく接してくれます。今後はそれぞれの業務に対する理解を深め、自分にできることを増やしていきたいです。自分が関わっていることについて引き続きレベルアップさせながら取り組んで行きたいです。 (総務部 酒井 志帆さん)