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バラエティに富んだお店がずらりと建ち並ぶすずらん通りは、ハシゴ酒にもぴったりなエリア。MAP片手に飲み歩きを楽しんで!

すずらん通り大冒険 Map

掲載号:ZERO★23 2018年7月27日号

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飲食店が軒を連ねる すずらん通りのいまむかし

山形駅の東口側に位置し、通称「すずらん通り」と呼ばれる「すずらん街」。かつてスズラン型の街路灯が設置されていたことからその名がついたそうで、飲み屋を中心とした飲食店が軒を連ね、週末ともなるとサラリーマンや学生などで賑わいます。

すずらん商店街振興組合の副理事長を務める安藤さんが子供だった昭和30年代の商店街は、八百屋や菓子屋、雑貨屋など、日用品を扱う小売店がほとんど。当時、一番の楽しみは商店街で行われていた七夕まつり。華やかな七夕飾りが施される一大イベントで、多くの人が訪れたといいます。「各店が七夕まつりのために、一年かけて七夕飾りのくす玉をつくってね。私もよく手伝った思い出があります」と安藤さん。

昭和27年に施工された「耐火建築促進法」により、昭和32年〜38年にかけて3階建てのビルで長屋のような防火建築帯が建てられ、現在の商店街の基盤がつくられました。木造の建物が多かった時代において、このビルはモダンで画期的だったといいます。

それから約半世紀。建物は当時のままですが、時代とともに街は大きく様変わりし、今では飲食店がメインの街となりました。「ここ数年、若い世代による新しいお店がすずらん街に増えています。これからは飲食の力で、商店街をもっと盛り上げていきたいです」と話すのは、自身も飲食店を経営する理事の小林さん。バラエティ豊かな店が建ち並び、賑わいをみせるすずらん街から、ますます目が離せません。

昭和30年代、すずらん商店街で行われた七夕まつり。その華やかな飾りからも、当時の賑わいがうかがえます。

お話を聞いたのは… すずらん商店街振興組合 副理事長 安藤重明さん / 理事 小林亮太さん

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