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コーヒーを飲んでいたら、ふと気になった。

おでカフェ2020 アートといっしょに

掲載号:ヨミウリウェイ 2020年4月10日号

好評発売中の「やまがたカフェノート2019」。
今回は発行後にオープンしたカフェ、未掲載のお店をご紹介します。
陶器や木工、ポスター。
オーナーの審美眼にかなったものがさりげなく置いてある。
コーヒーを飲んでいたら、ふと気になった。

 

Café+gallery 青田風

田園風景の中で一流アーティストの作品を

外壁に無垢材を使った温かみのある建物。中に入れば、田園風景を絵画のように切り取る大きな窓に心を奪われます。夏には青々とした稲の上を吹き渡る風、青田風までが見えることでしょう。オーナーは真鶴で海の見えるギャラリーを営んでいた齋藤さんご夫妻。米沢へ移住し、この地にギャラリー兼カフェをつくり、陶器、木工、金工など、東京の一流ギャラリーでしか見られない第一線で活躍する作家と、地元の若手作家たちの展示会を行っています。展示替えは月に1度くらい。ミレーの絵画のような風景の中、ドリップコーヒーとスイーツはいかがでしょう。

 
青田風ブレンド 400円
カタラーナ(セット料金の場合+310円)
※いずれも税込
 
建物は2018年の米沢市景観賞を受賞。
Café+gallery 青田風
(カフェ ギャラリー アオタカゼ)

住/米沢市六郷一漆127-2
電/0238-27-0802
営/10:30~17:00
休/月・火曜
駐/有

 

MISE caffè

美術館のような佇まい。

五感を休め、刺激してくれる大人のための空間

ペンキで特別につくった壁の白。ミセカフェは、そこに大きな工業用の照明とシャンデリアがマッチする洗練された店舗です。喫茶スペースと洋服や雑貨の販売コーナーがあり、オーナーの選んだアート作品が何気なく置かれています。奥の壁には山口一郎さんの大きなポスター。小野哲平さんの陶器は高さのあるガラス棚に並べられ、手に取ってみることができます。1本の丸太から切り出した西浦裕太さんのゴリラが何かを語りかけてきたら、ネルドリップで淹れたコーヒーを一杯。ここで過ごす非日常が、時間と感覚をリセットしてくれます。

ナッツ付きのエチオピアコンガ 550円(税別) タンザニアディープブルーのソイオレ 550円(税別)
  小野哲平さんの急須と茶碗
西浦裕太さんの木彫  
MISE caffè
(ミセカフェ)

住/寒河江市元町2-17-1
電/080-3330-0729
営/金~月曜、祝日11:00~18:00
休/火~木曜
駐/有(5台)


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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