昔ながらの佇まいを残す、古民家カフェで味わうクレープ
クレープ 喫茶のくらし
掲載号:ZERO☆23 2020年4月27日号
閑静な住宅街が立ち並ぶ通りを進むと、ひときわ目立つ看板を掲げた建物が現れます。1986(昭和61)年7月に創業した「新華樓」は、朝日町出身の店主・鈴木正さんが営むお店。東京でおよそ5年間修行を積み、24歳の若さで店を構えました。現在は奥さまと息子さんの手を借りながら、約70種類とバリエーション豊かなメニューを提供しています。なかでも豚肉かけ御飯は、とろとろの餡を具材にたっぷりと絡めた人気メニュー。ボリュームある一品料理も多く、取り分けて仲よく食べるお客さんも。
また店の看板は鈴木さんの手づくりだそうで、料理はもちろん、ものづくりからも店主の器用さがうかがえます。2階は宴会場になっていて、普段は歓送迎会や地元のスポーツ少年団が宴会に使用。町内で毎年開催している音楽イベント「寺フェス」の宴会にも利用されるなど、たくさんの地元民に親しまれています。
「日頃からお店に来てくださるお客さんとの関わりを大切にしながら、これからも今までと変わらず普通に続けるのが一番」と笑顔を見せる店主。いつまでも飾らないお店の雰囲気とその人柄が、お客さんを引きつけているゆえんなのかもしれません。
熱々の肉汁があふれ出すギョウザ(350円) | まろやかな味わいの玉子豚肉キクラゲ炒め(950円) |
野菜と肉がたっぷり入った豚肉かけ御飯(750円) | |
異国情緒あふれる独特な外観が印象的。 |
テイクアウトOK
※電話予約でも受付可
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