地元民が選ぶ山形県ラーメン人気店【30選】ランキング付き
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掲載号:ZERO☆23 2020年11月27日号
子どもの頃から肉ひと筋、父親の背中を見て4代目に。
「子どもの頃から、作文に『将来はお肉屋さんになる』と書いていました」。そう話すのは、昨年社長に就任した4代目の佐藤浩之さん。19
10(明治43)年、創業者・佐藤佐五郎氏が牛鍋屋と精肉店の「佐藤牛肉店」を開業。戦後、2代目・哲太郎氏が、現在のスタイルでもある山形牛にこだわったすき焼きの提供を始めました。店名を「佐五郎」に変えたのは1986(昭和61)年に継いだ3代目。浩之さんの父親で会長の充昭さんです。
浩之さんが子どもの頃は店の4階が自宅で、学校から帰ると働く両親の姿を見ながら遊んでいたといいます。店を継いでほしいと言われたことは一度もなかったそうですが、自然と父親と同じ道に。大学卒業後は父親の母校でもある茨城の食肉専門学校へ行き、東京・日本橋「日山」で7年間修行。そこで肉の目利き、料理、心構えなどを学びました。当時は給料の大半を注ぎ込み、すき焼きの名店を食べ歩いたそうで、「うちの割り下も名店に負けていない」と誇らしく思ったのだとか。
店は今年で創業110年。伝統を大切に守りながら、時代に合わせて真摯に肉と向き合っていきたいと語る浩之さん。最近ではクラウドファンディングを行ったり、一人用のすき焼きをメニューに加えたり、さまざまな試みにも挑戦しています。そんな浩之さんにとって、励みとなる出来事も。50年前に来店したお客さんが「当時食べたおいしい味が忘れられない」と再び訪れてくれたそうで、それが何よりもうれしかったと話します。創業より築き上げてきた信頼、代々受け継がれてきた目利きと技。その積み重ねが100年を超える歴史をつくり、これからまた浩之さんが新たな歴史を刻んでいきます。
すきやき 4,840円〜(写真は特選ロース8,800円)
すき焼きのランクは特選ロース、特選ロースと赤身肉セット(6,050円)、赤身肉の3種類から選べます。
お肉をひと口頬張れば、旨みや脂がじゅわっと広がり、とろけるようなやわらかさ。割り下が染み込んだ庄内の板麩も格別のおいしさです。
4代目・浩之さんと会長の充昭さん。充昭さんも父親に店を継げと言われたことはなく、自ら同じ道を選んだそうです。
総称山形牛のA4、A5ランクを提供。肉の目利きはもちろん、カッティングの仕方やカットするタイミングにも技が光ります。
代々受け継がれてきた割り下は、8時間かけてつくられます。山形鋳物の鉄鍋も2代目の頃から使われてきた年代物です。
上質なお肉を目の前で調理してくれる女将の美紀さんやスタッフの丁寧な接客は、また訪れたいと思わせてくれる魅力のひとつ。
住/山形市香澄町1‐6‐10
電/023(631)3560
営/11時30分〜14時 、17時〜21時
休/日曜 ※月曜祝日の場合は営業、翌日休み
有/有(5台)
最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。
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