LIFE くらす

この秋はじめたい! Want to know more!!

いま、気になるスポーツ特集 Part1

掲載号:mamaid 2019年9月20日号

過ごしやすくなるこれからの季節は、スポーツにびったり。
最近話題の「スポーツクライミング」「スケートボード」は、4〜5歳ぐらいから始められるから、mamaidファミリーにはオススメです。
基本的なルールや魅力を知って、Let’s challenge!

 

スポーツクライミング

教えてくれたのは
杉本 修平さん

ボルダリングに通われるお客様には、「ボルダリングは料理と一緒です」とお話ししています。同じ素材でも、味付けや盛り付けを変えると雰囲気が変わるように、ホールドの位置を少し変えるだけで新しい登り方を見つけることができるので、それを発見し、攻略していくのもボルダリングの醍醐味です。ぜひ親子で一緒にトライしてみてください。

BOULDERING HOUSE 358

住所:山形市千歳1-15-43
TEL:080-3148-3580
営業時間:14:00~22:00(土日は10:00~19:00)
定休:火曜日
最新の情報は、bouldering358.com、またはInstagram、Facebookにて更新中
親子でチャレンジ!
常川 知子さん/朱里ちゃん(小学1年生)

体を動かすのが大好きな朱里ちゃんは、軽々と壁面を登り、難しいコースにもチャレンジ。「ゴールすると、みんなが喜んでくれるのがうれしい」。その姿に刺激され、ママもドキドキの初トライ。ゴール後は2人でハイタッチをして、喜びを分かち合っていました。

 

いつから始められるの?

基本的なルールが理解できる年齢からがおススメ(おおむね5歳くらいから)。他のスポーツと違い、特別な道具を必要とせず、落下しても比較的ケガも軽いので、木登り感覚で始められます。イメージより筋力は必要としないため、身のこなしが軽い女性や子どもの方が、スムーズに登ることができます。

どこで習えるの?
現在、山形市に2ヶ所、酒田市に1ヶ所のボルダリングジムが開設。動きやすい格好でジムへ行くと、すぐに始められます。(登りやすいレンタルシューズを準備してある施設もあり)
ルールは?
ホールドの横に、コースの難易度(グレード)を表す数字とテープが貼ってあるので、同じ色、同じ数字、同じテープを追って登っていきます。
スタートとゴールの時には、両手でホールドをつかみます。どのコースを進むのかは、自由。最短の距離で、効率よく登っていこう。登る時には、つま先を立てて、姿勢を良くすることがポイント。実は腕の力よりも下半身のバランスが大切です。
知っておけば、もっと楽しめる!ボルダリング用語
ホールド

壁面に取り付けられた色とりどりの人工岩のこと。同じホールドでも、取り付ける向きによって握りやすさが変わるので、登り方にも変化が生まれます。
オブザベーション

登る前に、どのホールドを使って登っていくのかコースを考えること。ボルダリングが上達するためには、よく見て、よく考える。体力と同時に頭脳も必要になるスポーツです。
ムーブ

ボルダリングでの動きやテクニックのこと。

 

ココに注目!

1.クライミングの種類は多彩! まずはそれぞれの特徴をチェック

登る速さを競う「スピード」、制限時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」、到達点を競う「リード」などクライミングの種類は多彩。まずは、それぞれの特徴を見比べてみよう。

2.ビル5階建ての高さを5秒で登る!?圧倒的なスピード

スピードとリードで使用する壁の高さは、5階建てビルと同じ15メートル。スピードクライミングの世界記録は、5秒60。超人的なスピードに圧倒されること間違いなし。

3.緊張感につつまれるオブザベーション

体力と同時に冷静な知性が求められるクライミング。緊張感に包まれるオブザベーションは、見ている方も気持ちが引き締まります。

 

園庭でみんなでCHALLENGE!

ボルダリングは遊具としても大人気!

広大な園庭の遊具は、「子どもたちの好奇心を生み出すためのプレゼント」と捉えるはやぶさ保育園。高さ2.5メートル近くのボルダリングも、壁面を登るとターザンロープで一気に降りることができるので、子どもたちに大人気の遊具です。
先生たちに見守られながら、ホールドをつかんで登る子どもたち。今よりももっと高く、もっと早く登りたいと、その表情は真剣そのもの。ゴール後は、自信に満ちた笑顔が広がります。

社会福祉法人恩賜財団済生会支部山形県済生会
はやぶさ保育園園長 松田 英彦先生

大きい子の真似をして、3歳ぐらいの子どもたちも自然と登り始めます。
自分の体を自分でコントロールする能力が身につくと同時に、何事にもチャレンジしようとする粘り強さが育っています。

 

 

スケートボード

お話を聞いたのは
市野 敦さん

スケートボードは、「ケガをしそう」「スピードが出て危ない」というイメージがありますが、スクールではお子さんとマンツーマンでレッスンを行い、「痛くない」「怖くない」スケートボードを体験してもらっています。難しいルールはありませんので、遊びの延長として自由に楽しんでください。山形には東北でも有数のスケートパークがあり、レベルの高い技に触れる機会に恵まれています。これからますますメジャーになるスポーツだと思いますので、お近くのパークへ気軽にお立ち寄りください。

JOCK’S
住所:山形市中桜田三丁目1-7
営業時間:12:00~20:00
最新の情報は、Facebookにて更新中
※蔵王みはらしの丘ミュージアムパークでは、毎週土曜日にスケートボードビギナー体験スクールを開催中!
 詳しいお問い合わせ/TEL023-674-0510またはホームページへ。

僕たちが丁寧に教えます!一緒に楽しみましょう

一般社団法人日本スケートボード協会公認インストラクター
松田忠義さん 峯田 和弘さん 大宮 理さん
チャレンジ!
前野 颯介くん(5歳)

お兄ちゃんに憧れてスケートボードを始めた颯介くん。取材日は、まだ3回目のレッスンでしたが、先生も驚くほどの上達ぶりを見せてくれました。以前は、スポーツカーになることが夢だったそうですが、今はスケートボーダーになりたいと話すようになり、すっかりスケートボードに夢中です。次々とできることが増え、その度に小さくガッツポーズ!
「夢中になることが見つかったおかげで、少し頼もしくなりました」と、パパとママもその成長ぶりに目を細めていました。

 

どこで習えるの?

現在、山形市に2か所、寒河江市、村山市、酒田市にそれぞれ1か所スケートパークがあり、ビギナー向けの教室を開催しているところも多くあります。道具のレンタルサービスがあるところなら、手ぶらでOK。(レンタル内容は、各施設によって異なります)。

ボードの種類は?
スケートボードに必要なものは、板、ヘルメット、プロテクター(膝、肘、手首用)のみ。
板、タイヤ、その他のパーツはカスタムできますが、まずは全てセットになったものから始めてみよう。手軽なものは3,000円~5,000円ほど、本格的になると13,000円程度と、比較的手に入りやすい価格帯でそろっています。
ホイールベースの位置が、肩幅と同じくらいの位置にセットされているもの、板に乗ったときに固すぎずない板を選びましょう。
いつから始められるの?

何歳からでも始められますが、活発に動くようになり、バランス感覚が身に付き始める4〜5歳くらいがおススメ。コツをつかむとすぐに乗ることができるので、お子さんと一緒に始めるパパやママも多いそうです。

どんな練習をするの?
まずは、恐怖心をなくすために、正しい転び方を覚えます。スケートボードでは、「ニースライド」といって、膝につけたプロテクターを使って滑るように転びます。
手首をケガしないように、両手をあげてね。

 

STEP1
ボードをまたいで立つ。
STEP2
膝を曲げて、ゆっくりと片方の足を乗せる。
STEP3
もう一方の足をゆっくりと乗せる。
足は肩幅と同じくらいに広げ、膝をぐっと曲げると身体が安定する。
この姿勢がボードの基本。
あとは、難しいことを考えず、自由に乗りこなしてみよう。
ボードの先をかっこよく上げて、そのまま板に乗っちゃうよ!

 

ココに注目!

1.身近な場所もコースに変身します

街の中を滑るようなコースで行われる「ストリート」、プールやボールと呼ばれる専用のコースで行われる「パーク」という種目があります。
手すりや坂道など、身近な場所がコースとして変身しますよ。

2.10代の選手が大活躍!

選手の年齢層が圧倒的に若いスケートボード。10代の選手が大活躍。ここ数年、世界大会で入賞する日本人女子選手が増え、続々と新しいスターが誕生しています。

3.お祭りのような雰囲気を楽しもう

緊張感がありつつも、音楽がかかり自由で開放的なお祭りのような雰囲気のスポーツ。
技の名前やルールは知らなくてもOK! 選手たちのパフォーマンスを楽しんじゃおう!

 


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

TOPICSトピックス

RANKING!人気記事

Related!関連記事