SPECIAL 特集

いま、山形のビールが盛り上がりを見せています。
新たに誕生したブルワリーから、長年に渡って地ビール文化を牽引してきた醸造所まで、県内のブルワリーをご紹介。

極楽麦酒本舗

掲載号:ZERO☆23 2019年7月27日号

地元産の食材を使い、一風変わったオリジナルビールを開発

 無国籍料理店を併設し、ブルワリーで醸造したビールをその場で飲める、県内でも数少ないブリューパブの一つでもある「極楽麦酒本舗」。2015年に山形県指定障がい福祉サービス事業所就労継続支援A型の作業所として開所し、2016年1月より醸造をスタートしました。  

 醸造担当の中村一郎さんは、「まだまだ経験が足りないので、日々模索。でも、これまでにないビールを考え製造するのは楽しいです」と話します。極楽麦酒本舗のビールは、オリジナリティに溢れ、米沢では古くから食用されている植物のウコギや名産のリンゴ、秋田県大仙市の日本たんぽぽを使ったビールなどをラインナップ。 「山形もブルワリーが増えていますが、自由な発想で、さまざまな方がビールづくりに取り組めば、もっと山形のビールシーンが楽しくなると思います。今後は、コハゼの実を使ったビールや、今冬にはピルスナーのビールも販売予定です」と中村さん。バリエーション豊かなラインナップは、これからも私たちを楽しませてくれそうです。

併設のレストランスペースでは、醸造したばかりのオリジナル生ビールを、イカと海老のバジル炒め(850円)や手羽先揚げ(6本・600円)などの料理とともにいただけます。2階席もあり。現在は、ウコギや日本たんぽぽなどを使った4種類のビールがそろいます(ボトルは全て540円)。

INFORMATION

●代表銘柄とビアスタイル ▷ ウコギ黒麦酒「五虎退」(エール)、リンゴ麦酒「舘山城」(エール)、はちみつ黒麦酒「チョコレートハニービー」(エール)、たんぽぽ麦酒(エール)

●直売 ▷ あり 

●ブルワリーで飲食 ▷ 可

●おもな販売店 ▷ 上杉城史苑(米沢市丸の内1-1-22)、道の駅いいで(西置賜郡飯豊町松原1898)、など

●おもな飲める店 ▷ 併設のレストラン

■極楽麦酒本舗
ゴクラクビールホンポ

TEL 0238-40-0291
住/米沢市中央2-3-18
営/10:00〜19:00、日・木曜〜14:00 
※ランチ11:00〜14:00、居酒屋17:00〜22:00(L.O.21:30)
休/無休(居酒屋は日・木曜休) ※8/13〜15は休
駐/有


最新の情報とは異なる場合がありますので、ご確認の上、お出かけ下さい。

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